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今週のアルバム10選
失恋船長 (2022-09-28 15:03:07)
『メロディアスメタルが聴きたい④後編』


①Glory - 2 forgive is 2 forget
EUROPE直系のメロディックメタルから間口を広げてきました
煌めきは減退したかも知れないが根幹にある音楽性に揺るぎなし
お国柄が随所に溢れています
個性とテクニックを兼ね備えたギターは耳を惹きますね





②Survivor - Vital Signs
産業ロックなる言葉でバッサリと切り捨てられたアルバム
嫌みの無いメロディと爽快感は万人受けすること間違いなし
ジャンル不問で場所を選ばない作風は何を批判される事があるのでしょう
でも一番怖いのはそれに乗っかるだけのメディア論者
いった何バンド殺せば気が済むのだろう
サクソンアメリカンナイズドと同じですね
メロディ派の心に寄り添う普遍メジャーロックです






③Zeno - Zeno
オープニングナンバーは歴史に残る名曲ですよね
その類い希なメロセンスを武器にシーンに躍り出るも活動は順調を生きませんでしたね
後にフェア・ウォーニングが成功することで再考された彼ら
リリース当時の背景もあったろう
猫も杓子もアメリカンナイズド時代に正統派のメロディックメタルは厳しいわなぁ
特別ルックスで押せる分けでもないしね
何度聴いても感動させるEastern Sun
出オチで終わらない確かな実力に唸りますね





④Heartland - Heartland
プレス枚数の少なさから一時は高額商品としてマニア泣かせの一枚となりました
クリス・ウーズィーのブルージーな歌唱スタイルと普遍的なスタイルの相性も抜群
香しき英国唄モノロックサウンドの最高峰へと昇華しています
ベタですがベタには敵いません




⑤O'Ryan - Initiate
ケルトネームO'Ryanことマービン・スペンス
Wishbone AshやTrapezeなどでも活動した唄が歌えるベーシストです
抜群の歌唱力を生かしたソウルフルな歌声は確かな腕前を誇ります
Phenomenaプロジェクトの楽曲をリメイク
どういう経緯で権利を勝ち取ったのか分かりませんが
斬新なアレンジで新たなる息吹が吹き込まれています
ロック色は控えめになりましたが
上手い歌が聴きたい人にはもってこいの一枚でしょう
原曲が持つメロディの良さに酔いしれます

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