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Eagles / EAGLES
ひょうすべ ★★★ (2022-10-04 05:43:09)
EAGLESは、最初からロケンローであった。
デヴィッド・ゲフィンにとって、EAGLESはどうでも良いバンドだったと思う。
彼にとって大事だったのはジャクソン・ブラウン。
横にくっついていたグレンには「お前はバンドを組め」と遠回しにダメ出しをした。
約束を守って、メンバーを集めたグレンに、
これでは寄せ集めだから、バンドとしてライブをして曲を書けと合宿を命じる。
その合宿で、作った曲は1曲だけ。いつまでたってもデビューできない不満という共通項でバンドは結束した。
ちなみに、あの悪ガキGUNS'N'ROSESは、同じ合宿で2ndまで使う曲を作り
「Live ?!*@ Like a Suicide」をだせる演奏力を培っている。
(誰だ。「イジーがいたからだろ?!」って言った奴は・・・ / 笑)
ね。EAGLESってロケンローでしょ(笑)。
この1st。メンバー共作が2曲だけ②⑧、後はメンバー単独作かメンバーと外部、他人作の曲だ。
ランディーとバーニーの曲が多いのは、元POCO、元Flying Burrito Brothersという有名バンド出身故、本当のプロの仕事を熟知しているからか。
この1stの一番の特徴は、英国でレコーディング(ロンドンオリンピックスタジオ)で、
ZEP、STONES、BEATLESでエンジニアを務めたグリン・ジョーンズがプロデュースしたことであろう。
今では、慧眼と言われるが、EAGLESの音楽を聴いていれば、この場所(英国)でこのプロデューサーはありえない。
ゲフィンは、EAGLESの音楽をまともに聴いていなかった。と考える方がすんなりする。
(それ以前に曲を作ってないんだから、どんな音楽かわかんないけどね)
ゲ:「ところで、どんなバンドになりたいんだ?」
E:「ロックバンド」
実際に、グリン・ジョーンズはEAGLESのライヴを見て、ROCKでもなんでもない。と最初断ったそうだ。
しかし、英国録音、グリン・ジョーンズプロデュースが、カントリー独特の“土の臭い”の完全消臭に成功し、、
爽やかさを醸し出している。少々混じっている湿り気も、泥の湿り気ではなく、霧のような湿り気なのが特徴だ。
後のウエストコーストサウンドのお手本となった1枚。
しかし、この雰囲気を再現することは、EAGLES自身でもできなかった。
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