この曲を聴け! 

Hotel California / Hotel California / EAGLES
ひょうすべ ★★★ (2022-10-04 05:51:56)
私にとって、運命の1曲。

私のプライドをズタズタにした曲であり、以降の洋楽との付き合い方の方向性を示した曲でもある。

洋楽にはまった時、『サントリーサウンドマーケット』というFM番組で
年代を問わず好きな洋楽の投票を行い、そのランキングを発表するという企画があった。
いっぱしの洋楽リスナーを自認していた私は、喜んで投票に参加。

ランキングを楽しみにしていながらも、「どうせ1位は、BEATLESなんだろ。」と思っていた。
(この頃、ちょっと反ビートルズ&反体制時代)

結果は・・・。

なんと!この曲が1位だった!!!

当時の私が全く知らないアーティストの全く知らない曲。

「イーグルス? なんて安易な名前。どうせオールディーズかアイドルバンドなんだろ? ったく日本という国は・・・」

と思っていた。(そうでもないと、本格洋楽マニア(自称)が崩れることになるからね)

しかし・・・。

イントロから“ただ者ではない”雰囲気を感じ、慌てて録音。
なので、アルバム購入まで、ヘビーローテーションだったのは、
イントロが少しカットされた"Hotel California(ひょうすべEdit).Ver"だった。

ここまでの経験は誰でもあることだと思うし、私自身もその後何回も経験がある。(←何回もあるんかい!)
私が運命だと思ったのは、このオンエアー前の週末だった。

その日は、学校の廃品回収の日。各家庭の玄関先にある、新聞、雑誌を回収する作業を生徒が行う。
私が回収をした1軒。そこには、雑誌明星(平凡かもしれない)の付録だった歌詞本が大量にでていた。

「たくさん捨ててあるんだから1冊ぐらい良いよね」と、そのうち1冊をもらってしまった。

そのもらった歌詞本に、なんと"Hotel California"の歌詞と対訳が掲載されていたのだった!
歌詞本は基本邦楽(歌謡曲)のみの歌詞が載っていて、洋楽が載っていることはほぼない。
しかも20冊以上あった歌詞本の中から、この曲が入っている歌詞本だけを持っていく可能性。

やはり、これは運命でしかない。

イーグルスを知らなかった私。
『ミュージック・ライフ』を今まで買った分も含め、全て隅から隅まで読むようになったのも、これがきっかけだ。
(これが教科書や参考書だったら、もっと違ってたね / 笑)

これにより、LYNYRD SKYNYRDの悲劇や、TED NUGENT、VAN HALENというアーティストを知ることができたし、
KISSのメンバーは“実は人間だった”ってことも判った(笑)。

また、静かに始まって最後はギターソロで〆る。
このパターンの曲に、好感度30%upの体質になってしまった(笑)。

ちなみに、私はLED ZEPPELIN 「CODA」収録の"OZONE BABY"を投票していた。
→同意