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今週のアルバム10選
失恋船長 (2022-10-12 16:27:18)
『メロディアスメタルが聴きたい⑤』


①FIRE HOUSE - Hold Your Fire
グランジ勢に対抗するように本格派のメロディアスロックを披露したバンドの2枚目
時代が時代ならばもっと売れたような気がする
アメリカンでゴージャスながらロックな歯応えがある
後年スネアの音がドリームシアターのアルバムと同じだろうと
プロデューサーがツッコまれる事態になる





②FISC - HANDLE WITH CARE
フランス産のメロディアスロックバンドのフルアルバム
シンガーであるジミー・マーティンのスタンスに重きを置き音楽性もシフトチェンジ
80年代中期らしいトレンドも取り込み豪快なロックサウンドを轟かしている







③Mama's Boys - Growing Up The Hard Way
シンガーがキース・マレルに交代とそこまでは珍しい事でも無いのだが
ここまで音楽性が変ったら詐欺で訴えられるぞ
AOR調のソフトロックになるとは驚きだ
このドラムの音も好きになれん
牙も鋭い爪も抜け落ちたバンドサウンドを前に何を聴けばと途方にくれるファンもいたでしょうが
メロディ派にとっては質の高さは折り紙付きである






④Climb - Take A Chance
読売巨人軍最強の助っ人と呼んでも差し支えのないウォーレン・クロマティがマジでドラムを叩いています
まだ巨人在籍中のオフにリリースしたんですよね
当時を思い出すと今もプロ野球界って変っていないなぁ
興味のある方は豪華参加メンバーも込みでググッて欲しい
爽快なイーストコーストサウンドに心も晴れやかです
本来メロディックメタルと言えばフロンティアレーベルで事足りるのだが
こういうのも押しておきたい




⑤EARTHSHAKER - Treachery
シーケンスも大胆に取り込みデジタルサウンドを展開
これがあのシェイカーなのかと驚くが表題曲など成功した例もある
中途半端なロックをやるくらいならば完全に開き直るべきだろう
TMネットワークの成功は大きくフェンスオブディフェンスも登場した
そんな流れもあった中でも新機軸
ビーイング系の始祖的なスタイルでもある

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