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38 SPECIAL
ひょうすべ ★★★ (2022-10-18 07:47:44)
38Special
.38Special
Thirty-Eight Special

バンド名表記がこれだけ変わるのも珍しく、しかもバンドロゴに関しては、全てのアルバムで違っている。
(もしも、日本でバカ売れしていたら、Burrn!誌で初期にあった付録のバンドロゴシールはしょっちゅう変わっていただろうな・・・)
このおおらかさは南部ならではだ!(笑)←それですませていいのか?。

もうひとつ。このバンドのヒット曲のほぼ全てが、中心人物のドニー・ヴァンザントではなく、ギターのドン・バーンズのヴォーカルの曲であること。
その為、最初の頃PVでギターを持って歌っているのが、ドニーだと思っていた。

結成から「Flashback: The Best of 38 Special」までツインギター、ツインドラムの6人体制。
8th「Rock & Roll Strategy」よりドラムが1人となったが、ごめん。そんなに影響を感じなかった。
(ライヴでは違ったんだろうな~)

サザンロックとは、アメリカ南部産のブルース、カントリー、ソウル、ゴスペル、R&Bを
英国から逆輸入されたロックのフォーマットで、ブレンドしたものだ。
バンドによってそれぞれの配合が違っているのが特徴である。
スワンプロックとの違いは、それを南部出身者がやっているかどうかだ。


その中でも、38Specialは、初期こそ自分達の目指す路線が定まっていなかったが、
ウエストコースト、メロハー路線(産業ROCK)を取り込むことで、アリーナロックバンドとなっていく。
これは、3rdよりジム・ピートリック(SURVIVOR)が楽曲に関与していることが大きい。

しかし、SURVIVORの弟分とならなかったのは、基本の立ち位置がサザンであり、この立ち位置がぶれていないことだ!
(これが日本で人気が今ひとつの理由でもあるけど・・・・)
→同意