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今週のアルバム10選
失恋船長 (2022-11-29 12:15:20)
『ヘヴィメタルが聴きたい⑫』

①CASBAH - Reach Out
日本が誇るダイハードなヘヴィロックが話題となった本格的な一枚。今やサブスクの普及によってボーダレスな環境が整っています。
彼らのようなバンドこそ見直されるべきだし、突破口を見出せる気がする。
疾風迅雷、日本にもこういうバンドがいるんだと世界中の人に伝えたい本気の音がある。


②Savatage - Edge Of Thorns
90年代という厳しい時代に彼らはメロディアスかつドラマティックなサウンドで勝負を掛けた。
最近はすっかり名前を聴かなくなったがインテリジェンスのあるサウンドは今での十分通用する魅力がある。
コアなファンからは、もっとジョン・オリヴァが欲しいと言われた一枚でしたね。


③Ace Frehley - Frehley's Comet
エースにとっては2枚目のソロアルバムになるのだろう。87年リリースという事もありバブル吹き荒れるハードシーンの中でどういうスタイルで勝負を掛けるのか注目はされた。どこか全体的に緩く仕上がっているというのか緊張感に欠ける大味な作風だったが、個人的にはそれがアメリカンロックじゃないのと言うことで、さほど気になりません。
このオードリーの春日みたいに時間をとって歩いてくるような、もったいつけるロックはファンにとっては許容範囲でしょう。
今となっては中々お目にかかれないアメリカンロックですよ。



④Tarot - StigmataT
暗黒様式美メタルの帝王。様式美サバス時代を順当に継承する希有な存在でした。
今作は90年代リリースという事もあり陰りも見え始めた時代にリリースされている。オープニングナンバーのAngels of Painなど、彼らの代名詞となるような楽曲も収録、けして侮れない一枚である。


⑤VALKYRIE - VALKYRIE RISING
80年代の短い間ですが関西のスラッシュメタルシーンを駆け抜けたガールズメタルバンド。幻のバンドはまさか復活を果たすとは驚きでした。かつての姿を彷彿とさせるやんちゃなスラッシュはクラシックなスタイルで聴き手を魅了。時空を超えタイムスリップした古典スラッシュの前に戯れ言は無用。こういうのを待っていたと思うファンは世界中にいますよ。

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