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Chapter One / M-pire
失恋船長 ★★★ (2022-12-15 14:07:20)
手は目よりも早いで話題をさらったジョシュア・ペラヒアが90年代に、M-Pireというバンド名で活動していた時代があります、今作は1995年にリリースされたフルアルバム。ちなみに2001年にJoshua Perahia名義で再発されているので、ややこしいのですが初っぱなは、この名義でのリリースでした。シンガーにはマイケル・オマラを迎え、ジョシュアなりに90年代を意識、ザラついたアメリカンロックも取り込み、ジョシュア流SKID ROWみらいな感じの作風に仕上げている。
正直、95年でも古いサウンドなのだが、ソロではジョシュアらしい面も見られるが、全体的には抑え目でありバンドサウンド勝負という方向性だ。正直、懐かしい空気のサウンドだし、何もジョシュアがやらなくてもではあるが、80年代末期から90年代前半に登場したメインストリーム系のハードサウンドが聴きたいというマニアには丁度良いでしょうね。
でもTYKETTOとかいるからねぇ、流石にジョシュアには、もうチョイ、ピロピロ系か哀愁の叙情派スタイルに倒錯して欲しいと思いますが、これも世の常ですよね。元々、名義も違いますからね。
このバンド、シンガーが中々の実力派でバズ風味ではあるが、キレイ目の高音を歪ませて歌う様もハマっており、上手く寄せに言っている。英国のTALONではノビノビと唄っており、こちらを気に入った方はTALONもチェックして欲しいですね。

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