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今週のアルバム10選
失恋船長 (2023-02-12 19:55:59)
『ヘヴィメタルが聴きたい⑬後半』

①Loudness - Sunburst我武者羅
二枚組のよる新作アルバムしかも日本語で歌っている
そういう影響もあるのか枠に囚われない自由なマインドを感じた意欲作
回り回ってこういう形に落ち着いたと言える作風
当初の感想は古くさい雰囲気が強いなぁと思うが
今では必然性すら感じる作風に感じている
ラウドネス過ぎる臭さもあるがそこが一番の魅力なんだろうと思います



②DAMZELL - WAR SONGS
1stアルバムの欠点を修正してきた意欲作
ギターもツイン編成に変わりましたがインディーズ故に音の厚みが増したと言い切れないのが残念
でもこのバンドの持つ攻撃性やドラマがストーリー性を持たせ展開している
今作と1stは今なお愛すべき一枚として定期的に手にしています
サブスク解禁で最近は頻度も増えました


③Impellitteri - Screaming Symphony
グランジブームが吹き荒れる中、イマイチ日本人には馴染めなかったグランジブーム
そんな中でインペリテリは90年代の国産メタルシーンに潤いを与えたはずです
結局レコード会社の意向を受け似たような作品を連発したために求心力を失ったが
高速ギターには光るモノがありハイライトとなるような曲が多い
今作もインペリテリとしても魅力がある
オジーみたいに歌声を重ねるロブのスタイルもここでは違和感がない
ライブだと弱いんだよなぁ



④Uriah Heep - Chaos & Colour
攻めの姿勢を崩さないベテランバンドによる力作
ここまでフレッシュな感性を持ち込むとは思いませんでした
勿論クラシックロックである事に変わりはありませんが
古くさいアイデアを擦るだけでない
メイデンの新作よりもズッとらしさを保ちつつ果敢に現代のシーンに挑んでいます
苦しい時代でもケン・ヘンズレーを呼び戻したりしないでやり続けたかいがあったね
なにより現役のライブバンドとしての強みだね


⑤Saxon - Innocence Is No Excuse
アメリカンナイズドと一部の酒井&セーソク信者から叩かれまくった一枚
サクソンに限らずアメリカで活動するバンドが全部アメリカンナイズドされていましたと断言します
そうじゃないとメジャーレーベルと契約出来ません
あの時代にドゥームなんてやっていたらステージに立てませんよ
今作を聴き今の彼らに通ずるモノを感じるでしょう
特に最新作など陸続きの同じ景色です
そしてこれが80年代だったということ
だからメタルバブルが弾けたんです

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