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今日の10曲
失恋船長 (2023-04-28 22:11:30)
『胸キュン/胸熱ロック 30』10選 



①TANK - HONOUR AND BLOOD
ここはあえてドゥギー・ホワイトが歌うヴァージョンを推したい
アルジーのやさぐれた哀愁とは違うドゥギー節
ともすれば淡泊になりがちなドゥギーの歌声だが
原曲の持つトレンチコートに襟が立ってしまうビンビンの哀愁がそうは聴かせません
これはこれで大ありだ
上手い唄で聴いてみたかった曲だがアルジーの個性も際立つやつである




②EUROPE - LOVE CHASER
3枚目のアルバムはとにかく全米制覇を目指しアメリカンナイズドしまくったアルバムだった
大ヒットの足がかりとなったオープニングナンバーもJUNPを意識したイントロ
それだけに北欧風味は減退した中で最後にようやく北欧型のメロディックなナンバーが登場
十分に垢抜けアメリカンナイズドなんだが
でも北欧の風は吹いている曲であろう
3枚目のアルバム売れたから誰もアメリカンナイズドって言わないんだよなぁ
同じことサクソンがやったら大事件だぞって思うが
広瀬さんが90点つけたから絶賛されたんだよなぁ



③EARTHSAKER - RAIN
シングルのB面にしか収録されなかった哀愁のハードサウンド
シェイカー中期の軽めのスタイルだが
このメロセンスとマーシー節は初期から貫かれたものだろう
アルバムからこぼれたとは思えん一曲だ
ツインベストで日の目を浴びたのは良かった



④DEMON - Don't Break the Circle
コンパクトながらドラマがあるんだよなぁ
哀愁のNWOBHMサウンドに独自のポップ性を持ち込み個性を発揮
オヤジ声が好みを分けそうだが個性のあるサウンドの確立に一役買っている



⑤DANCER - Blue Fire
叙情派国産メロディックメタルバンドダンサーの代表曲に推す人も多いでしょう
トニーのハイトーンは少々わずらわしいのだが個性的である
藤本のギターに耳が持っていかれるが
レコーディングがタイトに感じる
ライブ感のある演奏は荒々しいとは思うが丁寧にやって欲しかった




⑥Kreator - Endless Pain
荒くれ暴走メタル
ちぎっては投げなぶっきらぼうさが最高にクール
こういうルーズさとメタリックなアグレッションは日本人には以外と出せないグルーブである


⑦KEEL - Speed Demon
ストレートなアメリカンメタルナンバー
ロン・キールの力技な歌声に情緒は一切感じないが
その不器用さとメロディックな風合いのミスマッチ感がポイント
これがキールである



⑧Naughty Naughty - Angel At Heart
ビックには慣れなかったがグラム系のL.Aメタルバンド
甘酸っぱいメロディと微炭酸なハードスタイルは売れそうなポテンシャルが高い
ポイズンやブリトニー・フォックなどが好きな人には刺さるでしょうね
優等生なんだよなぁ


⑨Stone Fury - Break Down The Wall
哀愁がありますねぇ
でもってメインストリームを無視していませんよ
色々とケチをつけられましたが良いバンドでした
レニー・ウルフとブルース・コーディのソングライティングチームも良かった
日本人に愛されるメロディックかつ真面目なメタルは今でも需要があるだろう




⑩Aldo Nova - Hold Back The Night
何故かPVでは黒い眼帯を付けるフック船長スタイルだったアルド・ノヴァ
良質なメロディメイカーとして知られ今ならば
フロンティア系列のアーティストとして名を連ねても違和感はないでしょう
最近名前を聴かんなぁ
チェックしないとね

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