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Morbidity Triumphant / AUTOPSY
kamiko! ★★★ (2023-07-03 04:38:18)
米国産デスメタル2022年作
ココ最近はメタルCDをトンと買わなくなりまして・・ココにお邪魔する機会も随分減りましたが
古参の古学校死はチョイチョイチェックはしとります。
まあ、大御所ですから、前作Puncturing The Grotesque(2017年)もクオリティの高い安定感抜群のサウンドでした。
ただ、聴き続けたかというとそんなでもなく、初期作品への愛情を超えるモノは無かったというのが正直なところ。
ゴアリーな質感とバラバラ死体を思わせるバタバタ感は、やはり若干コモり気味の湿度高めでカビ臭く、ドラムがベコベコな初期作
特にMental Funeral(1991年作)の質感が、当時のボクのツボに刺さりすぎて、それ以降の作品は仕事のように買うだけ
という感じでしたが・・・もちろん仕事ですから今作も買いましたよ。
いつもと同じ感想になるんだろうなと、実はあまり期待もしていなかったんですが、コレは!当時の質感と作風が蘇っている!
ボクのようなオールドファンは、もはやこういうバンドは新しい何かを求めているんじゃないんですよね。コレでいいんですよ。
ドロリとドゥーミーパートの後で、ズトボコのバタバタドラムで走り、搔きむしるような気持ち悪いギターソロで攻め立てる。
やってることは非常にMental Funeral時代に近く、且つ、熟練の演奏技術が加わってるワケで、久しぶりにガッツリ心を鷲掴みにされた感じだ。
いやー、コレですよコレ。Autopsyに求めていたモノは!オールドファンは全員買おう!

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