この曲を聴け! 

今週のアルバム10選
失恋船長 (2023-10-30 10:27:47)
『ヘヴィメタルが聴きたい⑱』

①Orions Sword - Crusade of Heavy Metal
正式にデビューを果たせなかった幻のスウェーデン産NWOBHM
モッサリとした垢抜けないサウンドに吹き込まれる冷ややかなメロディ
シケシケスカスカのサウンドに懐かしい気分を味わえる
マニアにはたまらんものがあるでしょう
ドラマもあるのよね




②Black Rose - Black Rose
リードヴォーカルをシェールが担当する幻のロックグループ
彼女のバイオからも消却されている悲しい堅実もあるのだが
ロックシンガーとして新境地を開いた今作は
ゲフィン時代の成功を考えるとけして失敗ではないハズだ



③Cobra - Blood On Your Money
クロークスのギタリストだったマンディ・メイヤー
もっと大きな成功を求めアメリカで活動の基盤を作り
ジミ・ジェイミソンという逸材と共にバンドを結成
作品のクオリティは高く海外のメディアからは高評価を受けるも
ASIAにマンディが加わることでバンドは終わりを迎える
このバンドもし継続した活動をしていたらどうなっていただろうか?
メタルの勢力図を変える魅力があったと確信しているのですがね
メロディアスでホットなハードサウンドは硬派で実にカッコいいです
ジミも男臭い歌声で見事に大役を務めていますよ
はやり天才は最初から凄いんだな



④Onslaught - The Force
個人的には彼らのカタログの中では一番好きなアルバム
音圧のスゴイ
ド迫力の演奏
メンバーチェンジにコンバートと改革は大成功
ツインギターもキレキレ
サイ・キーラーのハイトーンも凄みを増している



⑤MANILLA ROAD - The Courts Of Chaos
時代に合わせプチモデルチェンジも出来る器用さ
世界中のエピックメタルマニアから愛されるレジェントバンド
今作の90年代を見据えたスタイルだが
マーク・シェルトンがいれば
マニラ・ロードなのだという事を高らかに宣言している
首謀者であるマークが死去した今バンドは終わっているが
彼らが残したDNAは世界中のフォロワーが受け継いでいる
何故か日本では知名度が全くないのだが
批評家の目に留まらなかったのは残念でならない

→同意