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今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-05-22 02:49:32)
『ヘヴィメタルが聴きたい㉔』後半



①杉本誘里 - LOVE YOU
80年代中期にリリースされた女性シンガーをメインにメタルをやっています
フェンスオブディフェンスのメンバー&松本孝弘
そしてプロデューサーに織田哲郎
キーボードを上手く使った本格派のメタルサウンドは
何物にも代えがたい魅力がつまっており
今の世ならばもっと高い評価を受け止められただろう
女性軽視というのがメタルの世界でも当然あった
そういう偏見を持たないマニアには強くススメたい
誰よりも速くテクニカルに弾きたいという野心に溢れた
松本孝弘のギターは最高にクール
超大金持ちになり
この先死ぬまで金に困らないの人生なのだから
この時代のマインドのアルバムを作りべき
TMGもいいが超本気のドメタルを作りべき






②RIOT - BORN IN AMERICA
レット・フォリスターと作った2枚目のアルバム
色んな権利問題があり再発も絶望的な状況のアルバム
実際に過去のカタログから配信盤も外されている
こんなに優れたアルバムなのに残念だ
哀愁のメロディと誇りっぽいハードサウンドの融合
子供だましではない本格派のサウンドだった










③ACCEPT - Staying A Life
フランスの正統派メタルバンドの2枚目
のちにユーロビジョンに出場して名を広めたジミー・マーティンがリードシンガーを担当
彼の歌声をメインに置きつつも
ハードさとダイナミックさを失わないメロディックなスタイルは一聴の価値あり
アクセプト初体験はこれ
ちなみに今作のレーザーディスクも持っていました
ひしゃげたウドの声に衝撃を受けましたね
その悪声に似合わないウルフの叙情的なギター
でも慣れてくるとこの対比が素晴らしい
アクセプトはウドあってであり
ウルフあってであるという事に気づかされる
収録曲的にもベストアルバムと言える内容
とにかく熱気に包まれた名盤だ
日本でのライブというのも誇らしい
個人的にこの作品はメタルライフにおいてターニングポイントになった





④JUNXION - PROUD
テクニカルなギターとタイトでパワフルなドラムがバンドサウンドを牽引
歌も魅力的なメロディラインを歌い上げ
時折WOLFの松本を思い起こす
ファーストアルバムとしては御の字だが
出来不出来の差はあった
今でも十分にカッコイイバンドだと思う






⑤TANK - HONOUR&BLOOD
もはや忘れ去られたバンドだ
実際若い子に聴いても知らんと言われてショックである
男の哀愁を背負った蛮カラメタルの最高峰にて傑作
アルジーのクセ強ヴォーカルも最高
二本のギターもキレキレ
ドラムも余計な事をしないのがカッコいいねぇ

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