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今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-06-10 16:23:36)
『ヘヴィメタルが聴きたい㉕』後編



①Warlord - And the Cannons of Destruction Have Begun...
英国的様式美スタイルをひっさげデビュー
国産マイナーメタルバンドにも通ずるサウンド
世界的にもカルトメタル将軍と愛されている
最近新作を出した
Destroyerことウィリアム・J・ツァミスは無くなったが
その意思は引き継がれたぞ





②OUTRAGE - OUTRAGE
新旧の魅力を織り交ぜた決定盤と言えるアルバム
ファイナルデイあたりが好きな人はのっけから殺れたろう
国内外を問わずクラシックなスラッシュメタルを愛するマニアをノックアウトするだろう
キラーナンバーが多すぎる











③Saber Tiger - Invasion
ツインギター編成で遂にフルアルバムをリリース
久保田陽子という類い希なセンスを持ち合わせるシンガーの存在は
それまでの弱点を完全補強
優れた歌メロとテクニカルな技の応酬
テンションの高いバンドサウンドに唸る
時代は1992年
多くの正統派メタルファンを救った
廃盤になった初回限定の2枚組に収録された
バラード2曲の出来は白眉である








④Ossian - A Rock Katonái
バンドサウンドにメジャー感が加わり一段上のステージに登った印象が強まった
パワフルサウンドに流れる東欧的なもの悲しい旋律
それらをマイナー臭さで押し込めない
一皮むけた印象を与える好盤である






⑤TESTAMENT - Brotherhood of the Snake
新旧の魅力を織り交ぜた意欲作
屈強なサウンドは聴き手を強引にでも跪かせる威厳がある
聴きやすいが苛烈なる攻撃性を失わないサウンド
これは現代の古典であろう

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