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今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-07-09 03:51:03)
『ヘヴィメタルが聴きたい㉗』後半



①BOWWOW - ASIAN VOLCANO
アルバムタイトルに偽り無しのインパクトの高いアルバム
日本語ロックのカッコ良さを教えてくれる名盤
小手先の技術じゃないスケールの大きさ
そのダイナミックなパフォーマンスと木目の細かさ
和音リフが苦手な人に向かないが
国籍で酔いしれるバカでもない限りロック好きにはダイレクトに響くだろう



②DED CHAPLIN - ROCK THE NATION
ノビノビと歌う二井原実先輩
ファンキーかつハードなナンバーからストレートなロックまで
バカテク集団が容赦なくぶつけてきます
凄い演奏技術だから
でも二井原実先輩の日本語歌詞がダサい
なんとかならんかったかね
もっていないバンドだよ
超絶本格的なサウンドとの乖離がハンパ無かった
そこを乗り越えたら最強のアルバムに変換される
エクストリームのようなファンクロックが流行ったからもあるが
このバンドにはその素養が備わっていた








③高濱祐輔 - PROTOTYPE
WOLFの松本が歌いギターはDANCERの泰司という編成
豪華ラインナップによる叙情派ハードサウンド
高濱祐輔は主役だが出しゃばらないのでバランスが良い
ケン・ヘンズレーみたいに歌わないのも良い
自己満足の下手くそな歌は勘弁ですからね
松本は素晴らしい歌声を披露してくれたが全面参加とは行かなかった
吉越由美と坂本英三
さらに嫁さんになる村野麗羅が参加
松本は別格だった
叙情派ハードサウンドが好きな人ならばマストである







④聖飢魔Ⅱ - LIVING LEGEND
1999年に宣言通りバンドは解散をする
結局は復活するのだがヘヴィメタルが死んだと歌うオープニングナンバーは痛快だった
自分たちに0点の烙印を刻んだ雑誌が特集するのはヘヴィメタルとはほど遠いモダンなロック
CD選びもカタログだからと歌う姿にニヤニヤとする
殺せ殺せ邪魔者はと歌うのも裏読みしたくなる
このアルバムは徹頭徹尾叙情派ハードサウンドの真骨頂とも言えるべき
しなやかで美しく破壊的なパワーを内包するロックサウンドを轟かしている
良くを言えばミックスが聴きやすいのでアレだが
彼らのファンを考えれば当然の結果だろう
当時は良く聴いたアルバムだった
今でも名盤であることに変わりは無い
NWOBHM四天王にサクソンアメリカンナイズド
ホワイトスネイクはサーペンスアルバムが最高
全部違うと思っているはワタクシだけですか?





⑤ANVIL - Forged in Fire
更なる高みに上り詰めた最高傑作
100点満点採点で50点代な訳はない
パワーと勢いだけじゃない
整合感が増し説得力も倍増
でも成功に繋がらなかったのは皮肉な結果だ
彼らが世界的な成功を収めるまで長い時間を要したが
奇跡のV字逆転劇を魅せてくれた
でも今作がある限りワタクシの中では不変である

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