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今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-07-23 13:52:50)
『ヘヴィメタルが聴きたい㉘』後編



①Killers - Murder One
ポール・ディアノの歴史の中でも実に正攻法で迫るメタルをやっている
T-REXのカバーにメイデンを解禁と
ファンに期待に応えたポールのカミソリシャウトは破壊力抜群
シーンへとカムバックするも次のアルバムではモダン化
一気に求心力を失いバンドは解散へと向かう




②Breeze Least - Breeze Least
様式美系の叙情派ハードサウンドの大傑作
オフィシャルな形でCD化がないので世に知られていないが
独創的なギタープレイの数々に心奪われるでしょう
ネオクラとは違うフーガロックサウンド
今聴いても色あせません
古典中の古典です









③人間椅子 - 色即是空
勢いの落ちないヘヴィネスサウンド
古典ロックを今なお脇見もせずにやり切っている
何をやっても人間椅子と思わせるだけの腕と音をもっている
数少ないバンドだ






④Saxon - Carpe Diem
レミー・キルスター亡き後は俺達が英国のハードシーンを守る
そうでもいいたげな80年代型メタルの復権
日本でしか通用しないNWOBHM四天王とかサクソンアメリカンナイズド
そんな妄言を信じる雑誌パクりの複アカ自称サクソンファン軍団の迷惑行為によって
このバンドは80~90年代に掛けて随分とワリを喰った
日本で受けた受難の時代をワタクシはイチミリも忘れません
ワシはコロコロとメディアの評価に左右されて意見を変えるヤツを絶対に許しません
人の人生をなんだと思っている
簡単に意見を覆すなである
前作の影響もあったのだろう
現代的なエキストリームパワーメタルと手を切ったのは大正解だが
若い人には逆の評価を受ける可能性はあるだろう
難しい問題だがキャリアの終焉を迎える前にカムバックした印象を与えたのは大きい
やはりビフが大病を患ったというのも影響を与えたのかも知れない





⑤LOUDNESS - THE BIRTHDAY EVE
個人的に最も聴いたアルバムの一つだろう
何百回聴いたかわからなん
歴史に残る金字塔アルバム
日本のメタル史の幕開けを飾った
ダークな英国テイストがたまらん
OPEN YOUR EYESみたいな曲を20歳そこそこの若もんが作るとはね
勢いだけじゃないセンスと構成力を見せつけた
皆が天才的な才能と個性を持っていた
奇跡の産物である

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