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今日の10曲
失恋船長 (2024-08-22 04:20:25)
『胸キュン/胸熱ロック 79』10選



①SABER TIGER - 斑の鳥
下山復帰後は現代的なサウンドと真摯に向き合い
欧州での契約も獲得した彼ら
特にバルト三国でもツアーなど他に類を見ない活動を行う姿勢
挑戦的なスタンスは賞賛に値する
全作から6年のインターバル
木下御大の病気の関係もあるので心配していたが
心配を杞憂に終わった
高齢者から若い人までウエルカムな正攻法で迫るハードサウンド
邦楽だの洋楽だのくだらない差別意識がなければバカテク集団による
容赦のないメロディックな鋼鉄ロックの凄みに圧倒されるだろう





②WOLF - Blue Flyer
遂にウルフが復活を果たした
現役引退した黒木の姿はなかったが問題なし
YouTubeで人気のSATSUMA3042さんが見事に大役を務めてくれました
待たされすぎの古豪の復活
是非ともリメイクベスト&新作のリリースをお願いしたいですね
一度きりのライブなんて寂しいからね
ウルフらしいスリリングなギターが飛翔する
叙情派ハードナンバー
このキャッチネスさも魅力
魅力的なメロディラインを歌う松本
鉄壁にリズムから繰り出されるグルーブと完璧です



③TAROT - Glimpse of the Dawn
イントロで絡むピアノの音色
ハモンドも全開と鍵盤プレイが実にオーソドックスな
サウンドの鍵を握り演出
歌が弱いのだが
この泣かせのシケシケ具合がマニアにはたまらん
現代的なテクノロジーを通過した古典サウンド
クラシックロックらしい妖しげな輝き
本気でやっているから音に宿っているよね






④SAXON - There's Something In Roswell
ミステリアスな空気を醸し出すヘヴィなミドルナンバー
ザクザクと刻まれるリフが何とも懐かしい
ブライアン・タトラーとサクソンが融合
こんな歴史的快挙に立ち会えた事に感謝する
この組み合わせはウルトラCだよね




⑤KEEL - You're The Victim (I'm The Crime)
ストレートに突っ走るメタルソング
小細工無用な清々しさが今では新鮮だ
ギターも細いキーボードみたいな音質で80年代だよなぁ
と感慨深い物を感じる
ロンの武骨な歌声がこれまたカッコイイ
もう聴かれないタイプのメタル





⑥Krokus - Eat The Rich
PVも作られた勢いい一曲
彼らにとっても一番勢いのあった時代でしょうかね
よりメタルよりになったアルバムだからこそ
こういう曲調になったのだろう






⑦Pantera - Forever Tonight
これが初期のパンテラなんです
あんな形で時代の寵児になるなんて誰が想像できました
ギターは最初から巧者
センスのあるプレイとテクニカルさ
リズムも安定しておりバラードを上手く調理している
歌だって雰囲気物だが十分だよ







⑧Dark Star - Lady of Mars
哀愁の叙情派サウンド
幻のNWOBHMと呼ばれマニアから愛されていました
再発された時は嬉しかったねぇ
そして日本の発掘リリースに勢いを感じた
今じゃセカンドラインだよ




⑨Pretty Maids - Don't Settle For Less
煌びやかなメインストリームに寄りつつも
欧州メタル的な哀愁とドラマを盛り込んだ
アレンジも手が込んでいて聴き応えがある
PVも作られた入魂の一曲だろう




⑩Treat - Get You On The Run
ギターソロもたっぷりと注入
哀愁のロッカバラード
北欧風味満点のメロディが胸を締め付ける
やりすぎなくらい泣かせてくる
大衆性を完備した珠玉の一曲だ
売れないと困るよね

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