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今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-08-27 08:26:30)
『残暑を吹っ飛ばせチョイハードなヤツで編』後半


①TYGERS OF PAN TANG - BURNING IN THE SHADE
もはやジョン・デヴァリルのソロとなったアルバム
NWOBHMファイターとしての面影はありませんが
これが80年代中期からの流れなんですよね
ここまで路線変更したら逆に清々しいです
上手い唄を堪能出来る一枚
納涼です
そしてここまで変わらされたのはホラー映画並の恐怖である



②Jeff Paris - Wired Up
のちにVIXENに提供したONE NIGHT ALONEとCRYINの
オリジナルヴァージョンが収録されている事でも有名
ドラムはマット・ソーラム
ギターにマイケル・トンプソン
ベースはゲイリー・ムーンという豪華さ
プロデューサーにトニー・プラッタ
ミキシングはボブ・ロックときています
これでハズレなわけがないでしょう
唄モノロックを愛するマニアならば迷わず手を出してください
上手い唄とフックのある哀愁たっぷりの情熱的なメロディ
Van ZantのHeart to the flameをカバーしているセンスに共感したならば是非








③Wildlife - Wildlife
FMで活躍するオーバーランド兄弟とサイモン・カークが立ち上げたバンド
アルバム一枚で消えたのは残念だが
歌の上手さが際立つアメリカンサウンド
その土着的な味わいと洗練された歌声
なんとも奇妙な味わいだが
そこが最大の魅力
ポール・ロジャース風ということなのだろう
こういう飾り気のないシンプルなロックは今となっては貴重
温故知新を訪ねて楽しんで欲しい




④Strangewaysl – Strangeways
テリー・ブロック時代の方が有名ですが
この時代の彼らも極上の英国産メロディックメタルを披露
トニー・リデルの切ない歌声も十分に機能しています
英国ハードシーンの良心的なサウンドですね
売れ線ですが迎合しすぎていないのが素敵
ギターもバリバリだしね




⑤Mikael Erlandsson - The 1
It's Alright と一曲で多くのマニアを泣かせた名曲が収録された一枚
ゼロコーポレーションに偉業の一つ
そしてこれを受け止めたメディアにも感謝したい
メタルではないが哀メロハードサウンドに焦がれるマニアには一生もんだろう
今となっては過去の作品であり
世代によっては知名度はゼロだ
こういう音はジャンル不問で楽しめるはず
もう洋楽邦楽だと区別する時代は終わったと思っている

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