勿論、本格的参戦が"'88年頃"だったわけだから"完全後追い!?"である 最初に触れたのがなんだったかは記憶外なのだが、うろ覚えだと近所のレンタルCDだったかも...ナ まぁ、ロニー自身もドラゴンや魔法/魔術など真面には思ってはいなかったと思うが...説得力と情念をもって全身で熱唱してみせた世界観は唯一無二だったから皆もメロイックサインしたのだろう 正しくもって"情念の炎"と言えるのではないか(なのでワシは次作ではなく本作を推す) ②Back For The Attack[1987] / DOKKEN >コレもレンタルCDだったのだろうか 前作を推す向きも強いようだが、ワシは断然コレである ドンとジョージとの緊張感がそのまま作品に投影されており、ジョージに負けまいとするドンの決死の歌唱はもっと評価されて然るべきだろう そして何と言っても楽曲の素晴らしさこそがこのバンドの生命線だったと思う プレイでは激しくせめぎ合いつつも、特にピルソンを加えた作曲作業におけるケミストリーは唯一無二のものだったのだろうし、ワシは本作が頂点だったと思っている ③白夜伝説[1982] / HEAVY LOAD >最初は中古アナログ盤だ 唄われる英詩は非英語圏の訛り丸出しだし歯ぐきむき出しのヒゲ面よろしくこの小汚い姿はコレで婦女子達にウケようなどとは本人達も思っていないだろうし、恐らく売れないことも百も承知だったはず しかしそのどうしようもなく心を揺さぶるメロと不器用ながら初期北欧メタルを体現する音楽性は未だマニアの心を話さない...ワシもそんな一人である ④A Distant Thunder[1988] / HELSTAR >中古屋でそれらしい作品を漁っていた時の一枚だっただろうか まぁ正直、捨て曲もあるし半数は大した曲ではないかも知れん!?...いや、もっと言ってしまうと収録曲"Winds Of War"以外は大した事ないのかも知れん(苦笑) しかしワシ、その一曲がどうしようなく好きなのである B級メタル上等で美しさの詰まった名曲中の名曲 この一曲のために買うのである...マニアとはそう言うモノだろう ⑤Operation Mindcrime[1988] / QUEENSRYCHE >最早、本作に説明は要らないだろう 最初はキャプテン和田氏とゴッド伊藤氏らが出演されていた深夜帯の専門TV(『Pure Rock』)で流されたラスト曲のPVだっただろうと記憶する 大半がモノクロで展開されるPVは何やらアホなロッケンロー達とは違っていてそのシリアスに展開される様は"コイツら全然違うな"...と感じた事を思い出す また、その超人的高音域を操ったテイト氏を聴き、"人間とはここまで高い声が出せるのか!?"と驚愕した事も同様であった "~Ⅱ"は全くもって不要だったが、本作は未だ色あせないどころかその輝きは更に増しているのではないだろうか ⑥Rock Until You Drop[1981] / RAVEN >ワシ...コッド伊藤がNWOBHMの事を熱く語れば語るほど心は離れていったように思う そんな中、テイチクから発売された金帯の初CD化盤を購入したのが初RAVENだから"完全後追い!?"のワシが強気な事など言えはしないが未だ一番好きな作品である よりメタリックになった"Life's A ~"や"Nothing Exceeds~"も大好きだし、評判宜しくない"Architect Of Fear"も好きだが(但し"Glow"は好きではない)、本作は別だ トレードマークである元気印丸出しのそのハッチャケ具合とキャッチーさは本作が一番ではないだろうか ⑦After The Fall From Grace[1986] / SAVAGE GRACE >いつだったか思い出せないが最初は中古アナログ盤で、'88年~'90年頃の色々とHM/HR系を漁っていた時だったと思う 所謂"疾走メロディアスHM"は少なくともかのハロウィンと同等の評価はされて然るべきだろうと思う(...が、そのハロウィンとは反対に本作を境に下降線へと向かってしまった事が大きかった) また、タイトル曲のようなミッドテンポ曲でも聴かせるコンポーズ力の高さもポイントが高い 確かにクリス・ログーの歌唱がやり玉に挙げられるし、ガッツィーな前任マイク・スミスに唄ってほしかったとワシも思うが悲しいかなソコはB級...一つぐらいの傷はあるものである ⑧The Great Radio Controversy[1989] / TESLA >テレビ番組『Pure Rock』内の米国Knackラジオのオンエア数か何かをランキングにしたトップ10に毎週ランクインしてて...PVを見たのが最初 例えば...前述⑤"Operation~"同様に本作も全然色あせていないし、聴く度に捨て曲無しの楽曲群の素晴らしさが増してきます またハードさと綺麗すぎないロックらしいある種のラフさも残しつつ迫力のある音作りも素晴らしい ⑨Arabia[1989] / VENGEANCE >学生時代、最寄り駅近くの中古屋へ通っていた時に巡り会った作品 一般には蘭産というとヴァンデンバーグの方だろうが、ワシは違った(笑) 解散表明後に発表されたイアン・パリーを迎えたオクラ音源を収録した"Fallen Heroes"も良いが、アルバム単位では圧倒的に本作で、中心だったルッカセンの作曲能力的にも本作が頂点だったのではないだろうか ⑩S.t.[1990] / VICIOUS RUMORS >⑨同様、学生時代にジャケが気になり何気に手に取ったのが最初だったと思う そして帰宅後に聴いて一発で気に入った...して、次作後の川崎でのライヴでは("第一章"でのMETAL CHURCH同様に)最前列の中央付近での参加だった 終版、ジェフがギターを破壊しその大きいネック部分を手にしたが、持って帰るのが大変そうだったんで隣にいた若い女性が"ほしい!?"と言うのでヤってしまったのだが、ソレを見ていたラリー・ハウが(変わりと言ってはなんだが)ドラムスティックをワシにくれた事を思い出す(笑) ホンで、本作が青...そして次作が赤...というジャケのイメージカラーも気に入っているよ ※アルファベット順 こーして見ると英国よりも米国産の作品が多い事に気が付く...案外、ワシは米国好きなのかも知れん(苦笑)
(シン・聖なる守護神)">
今週のアルバム10選
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シン・聖なる守護神 (2024-09-29 12:10:27) 『個人的偏向による"我が魁メタル塾"HM/HRアルバム』10作選 ※ワシがこの作品によってその後のHM/HR的影響を受けた作品っていうでしょうか編(本格的HM/HR道に入ったのは...'88年頃だったかなぁ...苦笑) ~第二章~ ①Holy Diver[1983] / DIO >勿論、本格的参戦が"'88年頃"だったわけだから"完全後追い!?"である 最初に触れたのがなんだったかは記憶外なのだが、うろ覚えだと近所のレンタルCDだったかも...ナ まぁ、ロニー自身もドラゴンや魔法/魔術など真面には思ってはいなかったと思うが...説得力と情念をもって全身で熱唱してみせた世界観は唯一無二だったから皆もメロイックサインしたのだろう 正しくもって"情念の炎"と言えるのではないか(なのでワシは次作ではなく本作を推す) ②Back For The Attack[1987] / DOKKEN >コレもレンタルCDだったのだろうか 前作を推す向きも強いようだが、ワシは断然コレである ドンとジョージとの緊張感がそのまま作品に投影されており、ジョージに負けまいとするドンの決死の歌唱はもっと評価されて然るべきだろう そして何と言っても楽曲の素晴らしさこそがこのバンドの生命線だったと思う プレイでは激しくせめぎ合いつつも、特にピルソンを加えた作曲作業におけるケミストリーは唯一無二のものだったのだろうし、ワシは本作が頂点だったと思っている ③白夜伝説[1982] / HEAVY LOAD >最初は中古アナログ盤だ 唄われる英詩は非英語圏の訛り丸出しだし歯ぐきむき出しのヒゲ面よろしくこの小汚い姿はコレで婦女子達にウケようなどとは本人達も思っていないだろうし、恐らく売れないことも百も承知だったはず しかしそのどうしようもなく心を揺さぶるメロと不器用ながら初期北欧メタルを体現する音楽性は未だマニアの心を話さない...ワシもそんな一人である ④A Distant Thunder[1988] / HELSTAR >中古屋でそれらしい作品を漁っていた時の一枚だっただろうか まぁ正直、捨て曲もあるし半数は大した曲ではないかも知れん!?...いや、もっと言ってしまうと収録曲"Winds Of War"以外は大した事ないのかも知れん(苦笑) しかしワシ、その一曲がどうしようなく好きなのである B級メタル上等で美しさの詰まった名曲中の名曲 この一曲のために買うのである...マニアとはそう言うモノだろう ⑤Operation Mindcrime[1988] / QUEENSRYCHE >最早、本作に説明は要らないだろう 最初はキャプテン和田氏とゴッド伊藤氏らが出演されていた深夜帯の専門TV(『Pure Rock』)で流されたラスト曲のPVだっただろうと記憶する 大半がモノクロで展開されるPVは何やらアホなロッケンロー達とは違っていてそのシリアスに展開される様は"コイツら全然違うな"...と感じた事を思い出す また、その超人的高音域を操ったテイト氏を聴き、"人間とはここまで高い声が出せるのか!?"と驚愕した事も同様であった "~Ⅱ"は全くもって不要だったが、本作は未だ色あせないどころかその輝きは更に増しているのではないだろうか ⑥Rock Until You Drop[1981] / RAVEN >ワシ...コッド伊藤がNWOBHMの事を熱く語れば語るほど心は離れていったように思う そんな中、テイチクから発売された金帯の初CD化盤を購入したのが初RAVENだから"完全後追い!?"のワシが強気な事など言えはしないが未だ一番好きな作品である よりメタリックになった"Life's A ~"や"Nothing Exceeds~"も大好きだし、評判宜しくない"Architect Of Fear"も好きだが(但し"Glow"は好きではない)、本作は別だ トレードマークである元気印丸出しのそのハッチャケ具合とキャッチーさは本作が一番ではないだろうか ⑦After The Fall From Grace[1986] / SAVAGE GRACE >いつだったか思い出せないが最初は中古アナログ盤で、'88年~'90年頃の色々とHM/HR系を漁っていた時だったと思う 所謂"疾走メロディアスHM"は少なくともかのハロウィンと同等の評価はされて然るべきだろうと思う(...が、そのハロウィンとは反対に本作を境に下降線へと向かってしまった事が大きかった) また、タイトル曲のようなミッドテンポ曲でも聴かせるコンポーズ力の高さもポイントが高い 確かにクリス・ログーの歌唱がやり玉に挙げられるし、ガッツィーな前任マイク・スミスに唄ってほしかったとワシも思うが悲しいかなソコはB級...一つぐらいの傷はあるものである ⑧The Great Radio Controversy[1989] / TESLA >テレビ番組『Pure Rock』内の米国Knackラジオのオンエア数か何かをランキングにしたトップ10に毎週ランクインしてて...PVを見たのが最初 例えば...前述⑤"Operation~"同様に本作も全然色あせていないし、聴く度に捨て曲無しの楽曲群の素晴らしさが増してきます またハードさと綺麗すぎないロックらしいある種のラフさも残しつつ迫力のある音作りも素晴らしい ⑨Arabia[1989] / VENGEANCE >学生時代、最寄り駅近くの中古屋へ通っていた時に巡り会った作品 一般には蘭産というとヴァンデンバーグの方だろうが、ワシは違った(笑) 解散表明後に発表されたイアン・パリーを迎えたオクラ音源を収録した"Fallen Heroes"も良いが、アルバム単位では圧倒的に本作で、中心だったルッカセンの作曲能力的にも本作が頂点だったのではないだろうか ⑩S.t.[1990] / VICIOUS RUMORS >⑨同様、学生時代にジャケが気になり何気に手に取ったのが最初だったと思う そして帰宅後に聴いて一発で気に入った...して、次作後の川崎でのライヴでは("第一章"でのMETAL CHURCH同様に)最前列の中央付近での参加だった 終版、ジェフがギターを破壊しその大きいネック部分を手にしたが、持って帰るのが大変そうだったんで隣にいた若い女性が"ほしい!?"と言うのでヤってしまったのだが、ソレを見ていたラリー・ハウが(変わりと言ってはなんだが)ドラムスティックをワシにくれた事を思い出す(笑) ホンで、本作が青...そして次作が赤...というジャケのイメージカラーも気に入っているよ ※アルファベット順 こーして見ると英国よりも米国産の作品が多い事に気が付く...案外、ワシは米国好きなのかも知れん(苦笑)
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