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今週のアルバム10選
失恋船長 (2024-12-02 08:47:38)
『ヘヴィメタルが聴きた㉞』後編


①Stryper - Soldiers Under Command
子供の頃このバンドは結構馬鹿にされていた
工事現場ストライプ衣装に聖書配ってライブやってるぞだった
しかしこの音を聴かされたらぐうの音も出ない
メロディアスかつハードでダイナミックなサウンド
力強いハイトーンは艶やかな声で魅了
ドラムはイマイチだが他の演者のプレイも悪くない
イメージと噂は怖いよ
SNSで陰謀論を唱える狂人には踊らされたくないねぇ







②Vow Wow - Beat Of Metal Motion
VOWWOWと言えば3枚目のアルバムで頂点を一度迎えたろう
しかしバラエティ豊かという点では今作が一番面白く
日本語歌詞の歌があるというのも面白さに拍車を掛けているが
デビュー作で既に完成された音を打ち鳴らしていた事実に興奮する
今でも最強の国産グループだろう




③EBONY EYES - Hard Rock Renaissance
コッテコテの関西様式美メタルをやり切った今作
2枚目では藤本朗を入れて音楽性をリニューアルしたが
個人的にはこの激クサクサのツインリードにむせび泣く
ドラムの音などインディーズ故の迫力不足に癖の強い歌声に好みも分かれるが
胃もたれ必死のTHE国産様式美サウンドに年に2回は挑みます
この聞き終えた後の心地良い疲労感がたまらん
ヘヴィメタルロウリュウを喰らって汗を拭きだして欲しい




④The Dead Daisies - Holy Ground
我らがグレン・ヒューズがこの時代フロントマンとベースを弾いていました
あの特徴的なベースの音とソウルフルな歌声に痺れます
グレンがロックシンガーに専念しているのも嬉しい
古典ロックを豪快にかき鳴らすサウンドとの相性も抜群
この歌声とケン・ヘンズレーを比べるなど
リトルリーグとメジャーリーガーを比較するようなモノ
好き嫌いの議論ではない上手い下手はの聞き分けくらいできないと話にならん
詐欺にひっかかって当然だろう





⑤福村高志 - TURN THE TABLE
ババちゃんの愛称で知られるRAJASなどで活躍したドラマーの福村高志
彼の甘い歌声を活かした哀メロソングが収録されたミニアルバム
インストナンバーではドラムバトルも聴かせてくれた
4曲入だがお気に入りである
福村高志は歌もイケるドラマーだったんだなぁ

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