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On Stage / RAINBOW
おかっち ★★ (2005-04-12 11:14:00)
歴代の数あるHR/HMアルバムの中でも最高峰に位置する超名盤だろう。もちろん『RISING』もだが。本作はライヴ・アルバムということもあって、スリリングさとバンドの完璧にして美しいアンサンブル(特にスタジオ盤では分かりづらかったキーボーディスト、トニー・カーレイの見事なこと!)が圧倒的な迫力でせまってくる。エキサイトメントの塊である。全曲素晴らしいが“Still I'm Sad"の素晴らしさは、もう言葉に出来ない。ロニーのヴォーカルも全曲パーフェクトである。サバスのライブ盤やDIOのライブ盤での歌唱とは比較にならないほどに(そう、まるでスタジオ・テイクばりに)素晴らしい。コージーのドラム、リッチーのギターは言わずもがな。リッチーのプレイは『RISING』以外の全アルバム(パープルも含む)スタジオ盤よりも数倍凄い。そしてジミー・ベインのベースも良い(酒井 康はディオのアルバムの解説でジミー・ベインはB級ミュージシャンと書いているが、耳が腐っているのだろうか)
とにかく、本作こそがRAINBOWの凄みをもっとも表していると思う。
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