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The Savage Poetry / EDGUY
KUZU ★★ (2003-08-17 20:20:00)
彼らのブックレットを読んで、紛れもなくこれが、彼らの記念すべきデビューアルバムのセルフリメイクだったんです。今の彼らが、デビュー当時の楽曲を見事に蘇らせ、さらにパワーアップ出来たことが素晴らしい。デビュー後10年以上経ってセルフリメイクに堪える、それだけの楽曲を、当時から彼らは作り上げていたと言うことなのです。
今の彼らに比べると、ルーツに非常に忠実(題材と曲調はまさに初期HELLOWEEN)で、現在の彼らよりも相当ストレート、更にHELLOWEENとは異なる独自の音階を擁しています。更に、疾走感のある曲も無い曲も全て、メロディーを大切に作り上げて居るので、アルバム中にダレを感じることが無いです。
他所でも書きましたが、やはり彼ら(というよりトビアス)は凄まじいポテンシャルを持っていたんだと痛感します。トビアス僅か16歳にして、自分のルーツを見据えながら、自由自在に表現を出来るレベルを超え、多くの人に感動を与えられた、その点は驚嘆に値すると思います。また、この逸材を、この1stの時点で発掘していた人がいたと思うと、その人にはまさに至宝であったでしょう。

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