この曲を聴け! 

Point of Entry / JUDAS PRIEST

エガラー ★★ (2010-07-04 16:47:00)
METAL GODの異名を持つJUDAS PRIESTの賛否両論作のひとつとして有名なのが7THアルバム、つまり本作である。当時PRIESTはアメリカ制覇を目論んでたため、ポップな要素が強いサウンドになってしまったとも言われているようだが、ファンの賛否の裏腹にセールス面では成功したようだ。
そこで何故賛否両論になったかというと、さっき言ったことだが、これまでの作品よりもポップ要素が強くなってしまったことだが、でも個人的にはかなり気に入っている。本作の代表曲といえば(1)(3)(5)ぐらいであるが、全体的に聴き応えがあるナンバーも多く、またポップな要素が強い分・ヘヴィ要素が薄いが、かえって聴き心地が良かったりもする。とはいえ本作を批判するファンの気持ちはわからなくはないが、駄作であるということは決してないと思うし、かえってもう少し評価されてもいいんじゃないかと思うくらいだ。また本作ががあったからこそ、次作のような傑作アルバムが仕上がったんではにかと思うし、否定するにはあまりにも分が悪すぎるし、その面を踏まえて考えると傑作への架け橋としての評価ぐらいはしてもいいんじゃないかと思う。でもそれは聴くものの好みの問題で、あくまでこれは自分の意見に過ぎないと思うが、メタルファンだったら一度だけでもいいから聴いてみてはどうだろうか?
評価94P