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Prometheus: The Discipline of Fire & Demise / EMPEROR
N男 ★★★ (2004-12-16 20:00:00)
2001年発表の4th。邦題『闇の終焉~ラストエンペラー~ 』
イーサーンがほとんど作ったせいもあってかなりシンフォニックでプログレッシヴ。
しかし皇帝ならではの激しさもあってグレイトな仕上がり。
血なまぐささは昔に比べて減ってきているものの、曲展開やリフなど質の高さはどの曲も凄まじい。
サモスやタリムもいないとこういった攻撃的な音は出なかったでしょう。
これが最後の作品なのが残念で仕方ないですね。
閉め方もいかにも「終わり」って感じがします(最後の曲の歌詞で皇帝が灰になってる・・・)が、皇帝の墓前を飾るのに相応しい曲がそろっている。
これだけのものを創っておきながら、ツアーなしで終わらせるとは・・・イーサーンはよほどスタジオにこもってるだけの方が好きなようだ。
ちなみにイーサーンは76年生まれらしいので、このアルバムは25歳の青年がほぼ一人で創ったモノということになります、まさに魔神。
オススメは①、③、⑥、⑨。

91点。

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