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Balls to Picasso / BRUCE DICKINSON
殺戮の聖典 ★★ (2004-10-24 11:31:00)
IRON MAIDENを脱退して'94年に発表したソロ名義での2nd。
バック・バンドであるロイ・Z率いるTRIBE OF GYPSIESの影響もあってか、IRON MAIDENのようなドラマティックかつメロディアスな曲調は余り見られず、ダウン・チューニングによるヘヴィでエッジのきいたギター・リフやトライバルなリズムが特徴的な普通のヘヴィ・メタルにブルースが様々な唱法に挑戦しているといったような印象だ。
「1000 POINTS OF LIGHT」や「SHOOT ALL THE CLOWNS」に代表されるサビのメロディが比較的キャッチーな曲や、雄たけびやラップ的歌唱を聴かせる「SECRED COWBOYS」といったグルーヴ感のある曲も魅力だが、ブルースの絶品の歌唱が聴ける「CHANGE OF HEART」とIRON MAIDENを彷彿させるドラマティックな「TEARS OF THE DRAGON」の2曲は飛びぬけて素晴らしい。

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