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Sheer Greed / GIRL

千一夜 ★★ (2005-05-31 17:58:00)
FMで「ハリウッド・ティーズ」をエアチェック(死語ですか?)したときからカセットが擦り切れそうになるまで聴きました。
アルバム全体の音楽性としてはモロHMって感じでは無いですが、屈折した雰囲気の「ストロベリーズ」とかコンパクトなロックンロール「ドクター・ドクター」「ハートブレイク・アメリカ」とか当時のNWOBHM勢の中でも異彩を放つバラエティに富んだモノでした。もちろんフィリップ・ルイスのヘタウマVo(ホメ言葉です!)が独特の個性を出していて、どんな曲調でも1stにしてガール色が確立されていると感じます。これもある意味ブリティッシュって感じです。僕は最初日本盤LPを購入し、その後友達に売却した後輸入盤で買いなおし、さらにCD勃興期に怪しげなCD(LPから起したような感じでレーベルが真っ赤だった)を通販で、又さらに正規盤CDで買いなおし、とこれには何回もお金を使ってしまいました。今でも年に何回かは聴きたくなるアルバムです。
裏ジャケ写真のワインレッドのレスポールカスタムに憧れました。社会人になってワインレッドのカスタムを買ったのも、勿論このアルバムに出会ったからです。三つ子の魂百までみたいな話になりました。