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JUDAS PRIEST
YOSI ★★ (2002-05-23 08:04:00)
>H・Wさん
おっしゃっていることは全くその通り。だから僕も「PRIESTが信念のバンドでない」といってるわけではないのですよ。ただ「信念」のあり方が「ワンパターンなまでに音楽性を変化させない」ことを指すのではなく、「どんな新要素をとりいれようともPRIESTらしさは不滅」だということ。グレンだったかK.Kだったかのセリフ「俺達の音楽はいつも怒れる若者のためにある」が示す常に時代の最前線で闘う姿勢こそPRIESTの信念だと僕は書きました。そしてロブ脱退の理由については必ずしも音楽性の相違からくるものではないのです。あれはもともとロブがFIGHTでちょっと新しいことをサイドワーク的にやってみるだけでPRIESTというバンドは辞める気はなかったのが、マネージメントやレコード会社がロブと他のメンバーの間で暗躍していつのまにか情報がゆがめられ、メンバーの対立を生みあのような結果になってしまった。いわば不幸な事故です。だから僕ももしリッパ-という素晴らしい後継者さえいなければ本心ではロブは戻してあげたい。そしてロブがTWOとかで新しい音楽を追い求めたのは、いわばやけくそで、今更メタルをやるのはPRIESTの影にすがってるようで情けないとの思いからではないかと推測します。それが余りにも評価されず認められないので、「やっぱメタルしかないか」と気付いたということ。しかし僕が複雑な気持ちになるのは、元々メンバーで最も新しいもの好きなロブが柄にもなく保守的なメタルをやって、本家PRIESTは「自らの信念」に基づいて「現在におけるHMのあるべき姿」を模索していて、結果として今のファンはどちらかというとロブの方を支持している現実。僕は「伝統的で保守的で過去のいいとこどり」的な作品を作ることがPRIESTの信念だとは思わない。H・Wさんのおっしゃる<愛するHMを現在の音楽として生き長らえらせるために、パロディーになってしまわないように、様々な「流行」の要素を取り入れてきた>はまさにその通りで、僕もそれこそがPRIESTらしさの真髄だと考えてますが、他のファンの皆さんはどうお考えなのだろうかと思い、前からこういう場で意見を述べてるのです。
→同意