この曲を聴け! 

Perpetual Burn / JASON BECKER

ゴッドアンドロール ★★ (2008-08-11 17:32:00)
私は昔からHR/HMのテクニカルギタリスト(殆どがネオクラシカル系)が大好きで、イングヴェイ・マルムスティーンをはじめ、ポール・ギルバート、ヴィニー・ムーア、トニー・マカパイン等を聴いて来て、その度、彼らのプレイに大きな衝撃を受けてきました。しかし、ジェイソン・ベッカーのプレイと楽曲は、他の殆どのテクニカル系ギタリストがジャバく聞える程、桁違いな完成度でした。彼は天才の中の天才でしょう。 Perpetual Burnが発売されて20年も経過するが、サウンド、テクニック、メロディーセンス、作曲能力、そして特にギターを泣かせることに関しては、未だに右に出るプレイヤーは出ていない。
このアルバムの、AltitudesやAirにおいては、他の方も書かれている通り、後の自分に起こる悲劇を嘆いているかのような泣きメロが聴けます。私自身、いつもこの2曲を聴く度に、どうしても溢れる涙を堪えることが出来ません。
最も好きなミュージシャン、アルバムは何かと聞かれたら、私は迷うことなくジェイソン・ベッカー、Perpetual Burnと答えます。
雑誌等で、彼と関わったミュージシャンのインタビューを読むと、彼は音楽的な才能だけではなく、人間性も大変素晴らしいということが分かります。こんな素晴らしいギタリストが難病でギターが弾けなくなってしまうとは、本当に残念でなりません。
少しでも彼の病状が良くなっていくことを祈ってます。