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Adrenalize / DEF LEPPARD
酒とバラの日々 ★★ (2004-02-06 11:53:00)
1992年リリース、スティーヴ・クラークの死というアクシデントがありながらも、全米全英1位を獲得したアルバム。
プロデューサーはマット・ラングがブライアン・アダムスの新譜のプロデュースで時間が取れなかったのでマーク・シップリーに交代。
なのでブライアンの91年のアルバム「ウェイキング・アップ・ネイバーフッズ」はLEPSと音像が酷似しています。
ライナーによれば、スティーヴ・クラークの後釜としてジョン・サイクスやエイドリアン・スミスの名前も挙がっていたらしいですが、
結局フィル・コリン一人でアルバムを仕上げることになった、とあります。ヴィヴィアン・キャンベルがバンドに参加するのは、このアルバムのツアー以降。
路線としては前作「ヒステリア」と同じく、デフ・レパード以外の何者でもない作風です。
「ヒステリア」を最高傑作に挙げる声が依然多いし、実際自分もそう思うけど、聴きやすさでいえばこちらのほうに軍配が上がるかな…
作品全体の完全主義的な濃密さは薄れたけど、その分だけ肩の力が抜けたアップテンポな曲が多くてアルバム1枚通して聴くのも苦になりません。

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