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Powerage / AC/DC
殺戮の聖典 ★★ (2006-02-25 10:54:00)
前作よりもエッジが増し、ハードロック然としたサウンドが特徴の'78年発表作品。
本作よりクリフ・ウイリアムズ(B)が参加。
オープニングにふさわしい小気味よいテンポの「ROCK'N'ROLL DAMNATION」、AC/DCならではのリフ反復ナンバー「DOWN PAYMENT BLUES」、へヴィかつファットな「GIMME A BULLET」、AC/DC史上において最もハイテンションな曲の1つである名曲「RIFF RAFF」、数多くのバンドたちにカヴァーされた名リフを持つ「SIN CITY」、終盤に向かってジワジワと盛り上がっていく「WHAT'S NEXT TO THE MOON」、ゆったりとしたリフがなぜか心地よい「GONE SHOOTIN'」、歌メロがちょっぴりWHOLE LOTTA ROSIEしている「UP TO MY NECK IN YOU」、LET THERE BE ROCKに似て勢いのある「KICKED IN THE TEETH」と、全編においてハイテンションなのがこのアルバムの特徴。
逆に言えば同じような曲調が続くとも言えるが、いずれにせよこのアルバムが名盤の1枚であることは間違いない。

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