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Number the Brave / WISHBONE ASH
やまねこ ★★ (2002-05-29 17:25:00)
bassがTed TurnerからJohn Wettonに変わった直後の作品。
80年発表。プロデュースは、ナイジェル・グレイ。
本作は、過去2作と同様にアメリカン・マーケットを意識して
作成されたという評価がなされている作品である。
確かに、曲の随所にWishbone Ashらしからぬ軽い曲が
散見されるし(Get Readyはその好例)、チャート的に成功を収めなかった。
しかしながら、Wishbone Ashらしいツイン・リード・セクションを生かした
渋みの効いた叙情的な、かつスケール豊かな曲もあることを忘れるわけにはいかない。例えば、Underground、Kicks On The Street、Number The Braveがそれだ。
また、全体的にSteve Aptonのパーカッシヴ・パートの充実振りが印象的である。
更に、Wettonが唯一vo.をフィーチャーしているThat't Thatもこれまた秀作である。

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