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Roll the Bones / RUSH
酒とバラの日々 ★★ (2004-11-02 21:06:00)
前作の「プレスト」から「テスト・フォー・エコー」までの時代に発表したアルバムの中でも、とてもとっつきやすい作品だと思います。
どの楽器が前に出るかというよりも、全体のアンサンブルで勝負しているアルバムだし、曲はどれもキャッチーでポップ。
中間部にラップが挿入されているタイトル・トラックはとても印象的な曲。叙情性と浮遊感を演出するキーボードがとてもいい感じ。
個人的にはこのアルバムがラッシュ初体験だったのですが、プログレッシヴ・ロックという範疇でも語られることのあるグループにしては、
ずいぶんと聞きやすい音楽だなーとそのときは思いました。
…それにしても今作のアレックスのギターは本当に素晴らしい。決して派手なプレイではないのですけど、
少ない音数でその空間にドンピシャというソロを弾いています。「ブラヴァド」のソロなんか特に感動。U2のエッジみたいな、空間を使った名ソロ。

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