この曲を聴け! 

Crucible / HALFORD
29 ★★ (2002-06-30 01:55:00)
「HALFORD」というアーティストに対してのアティテュードによって、まったく捉え方の変わってくるアルバムだと思う。
個人的にはJUDAS PRIESTというバンド、そしてロブ・ハルフォードというボーカリストに対して特に大きな思い入れがあるわけではないので、純粋に1アーティストの新作として捉えています。もちろんJPもロブもこれまでに発表してきた作品には敬意を持ってますし、偉大な人達だと思ってますよ。
上は否定的な意見の人が多いですけど、個人的にはかなり楽しめました。実は「RESSURECTION」はそんなに入り込めなかったんですよ。ロブが正統HMに帰ってきた!ということは嬉しかったし評価出来たけど。楽曲があまりに過去の方向を向いていたので。
そして本家JPはといえば、現代風のモダンなHMに歩みよってメタリックで攻撃的な作品を出してくるものの、個人的には曲調・メロディに魅力を感じられないでいました。
そこで出たこのHALFORDとしての2ndは、ある意味前作「RESSURECTION」と今のJPを足して2で割ったような音楽性だと思います。十分にメタリックでありながら適度にモダンでもあり、中々のメロディがある。そのバランスが絶妙さが個人的にはツボですね。
まあ確かに駄曲無しのアルバムとは言えないし、音質も思ったより良くないけど…。個人的には往年の名曲“Painkiller"を彷彿させる④“Betrayal"がかなりツボです。
上手いVoでソリッドなHMが聴けるアルバムということでオススメ!

→同意