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The Cold White Light / SENTENCED
かづき ★★ (2005-05-07 18:49:00)
'02年8月号のBURRN!で大きくフィーチュアされていて、同号の「今月のおすすめ」でも前田さんが大絶賛していたので、何故か発売されてすぐに買いに行きました。普段は絶対に一聴もせず買うことはしないのに(お金の無い高校生でしたし)…思うに、何か人知を超えた存在が私を動かしたのでしょう。1~2曲目を聴いて本気で運命を感じ、アルバムを聴き終える頃には身も心も完全にSENTENCEDに犯されてました。男なのに…(笑)
で、あれから三年経って冷静にこのアルバムを見つめると、曲が素晴らしいのはもちろん、`冷たさ'や`慟哭'といった言葉も初めて聴いた時同様思い浮かびますが、個人的には強く`優しさ'や`思いやり'をアルバム全体に感じるようになりました。落ち込んだ時に励ますのではなく、自分の力で立ち上がるよう促してくれるというか、誰もいない最期の時に一人だけ寄り添ってくれるというか、そんな優しさを感じます。`強さ'といってもイイかもしれません。
抑えられない激情が慟哭のメロディとなって流れ出る「CRIMSON」にはやはり深紅が似合います。ならこのアルバムには淡く、暖かい光の白が相応しい。
"cold white light"は暖かいんですね。

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