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Tokyo Tapes / SCORPIONS
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-08-11 07:36:00)
素晴らしいライヴ盤!!!
もっと素晴らしいのは「荒城の月」の歌詞をちゃんと知ってて歌っている当時の日本人!!!今の若いもんは歌えねぇべさ。ちなみに僕も歌詞は知らなかった。尊敬します。
当時2枚組みという内容だったので収録曲も多く、もう少し蛇足な選曲を絞ったらスマートになったかなとは思うのですが、代表曲は押さえてあります。演奏自体もかなりテンションが高くてこっちが圧倒される。特にこの当時の日本の観客の熱さはなんだ!!!。演奏者と観衆の掛け合いバトルのような、ライヴはかくあるべしといった内容です。
面白いのはブックレットにある写真。時代を感じさせてくれます。おっ、ウリってスコーピオンズに居たんだ!(当たり前ですが実感がないもので・・・)とか、クラウスはまだこの頃は大丈夫だったとか・・・(笑)。一番ウケたのは修学旅行生に混じってメンバーが制服着て写っている写真。どうやって制服を調達したのでしょうか?。まさか周りの学生から「貸せっ!」と言って取り上げたんじゃないよなぁ。いずれにしても恥ずかしい一枚(笑)。ルドルフは意外にキマってるけど、ウリはよく見ると帽子しか被っていない。仙人にとっては常人のアホにはついていけね~ぜ、という感じだったのでしょうか。
そして、これまたジェケットが物議を醸し出した事でも知られています。っていうか、あんな薔薇に刀を垂直に突き刺したら、そりゃ誰だってアレにアレが刺さってるのを想像するでしょ!!!。でも欧米では発禁になったのに、日本盤はこのまま発売されたんですよね(笑)。なんか面白い話だね。
とにかくここで日本を制圧し、スコーピオンズの世界制覇は動き出します。
ルドルフの必殺秒速カミソリ刻みアリ、松下村塾・吉田松陰並みのウリ仙人直伝、超絶奏法指南御開帳アリ!!!。歴史に残るアルバムです。
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