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Live in London / JUDAS PRIEST
YOSI ★★ (2002-08-26 03:17:00)
僕もしっかり観ました。C3さんがきっちり内容を紹介してくれてるんで、僕はそれ以外の雑感を。
1.収録曲の選曲は、前のライブ盤「98 LIVE MELTDOWN」からなるべく重ならないようにしたんでしょう。
2.リッパ-の歌、パフォーマンスは前回のツアーよりもいい意味で力みがとれ、リラックスした雰囲気が伝わってきます。
3.選曲、そしてパフォーマンスからは、今のPRIESTがバリバリのメタルというよりも深みのある成熟したロックをやろうとしてると感じられます。
4.THE HELLIONがカットされていきなりELECTRIC EYEから始まること残念がる人は多いでしょう。HELLIONはテープを流しているからなのかな?
5.全曲カッコイイけど特に僕が好きなのは新作からのHELL IS HOME。アルバムよりもやさしく暖かいムードで演奏されて、リッパ-の歌唱もアルバムよりもさらに感情表現豊かです。
6.ボーナスのSOUNDCHECKではLIVE未収録のMACHINE MANやLOST AND FOUNDが聴けますが、しばらく前にネット上に流れた LOST AND FOUNDのビデオクリップはこのときに収録されたのだと納得。
7.僕はドラムをかじってるので、スコットに注目してみるとなかなか楽しいです。彼はバラードとか静かなパートでは、立ちあがり、けだるげな感じで、高い位置に吊るされたタンバリンみたいなのをHITしてるのが面白い。立ちあがる意味あるの?あと改めて気づいたのは彼は両利きなのかハイハットを左手で叩くんですね。そしてライドシンバルは右手で。普通シンバル類は利き手で叩くんですが、彼は独特ですね。
総合的には、演奏、歌、ライブパフォーマンスの全てに、余裕と迫力と威厳を発散する作品。カメラ・ワークも良いです。メタルとロックに人生をかけた男たちの発するオーラは若手には絶対出せないもの。METAL界の人間国宝達のLIVEを味わっていない人は是非観てほしいです。
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