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Reroute to Remain: Fourteen Songs of Conscious Insanity / IN FLAMES
せいこりん ★★ (2006-11-21 20:35:00)
現在最も人気があるデスメタルバンドと言えばIN FLAMESかもしくはCHILDREN OF BODOMをあげるのが一般的だ。そうIN FLAMESはデスメタルバンドとしては頂点に立っているということ確かだ!その前にIN FLAMESとCHILDREN OF BODOMのどちらが人気があるのかと言うと、まずアメリカや欧州ではIN FLAMESの方が圧倒的に人気が高いが、只日本ではCHILDREN OF BODOMのほうがIN FLAMESより人気があるみたいだが、総合的にはIN FLAMESの方が人気があることは確かだ。IN FLAMESの通算6枚目のアルバムで本作でもある「REROUTE TO REMAIN」はIN FLAMESのアルバムとしては最も賛否的な評価を受けた作品としても有名だ。
まず本作のどういうところが賛否的な評価を受けたかと言うと、元々彼らのサウンドスタイルでもあるデスメタルサウンドよりもメロディの方を重視したからではないかと思う。当時彼らはアメリカマーケットを意識してたためか、メロディ重視を優先してしまい所期のファンから反発的な評価を受けてしまったらしい。またデジタルサウンドを追求したため今までのアルバムのサウンドスタイルとはやや異なってしまったようだ。だが一通り聴いてみると今までのIN FLAMESのサウンドと一味違ったサウンドを楽しむことが出来る。個人的に言ってしまえば本作はIN FLAMESのアルバムの中では最もポップなサウンドに仕上がった傑作と言ってもいいだろう。しかしデスメタル色がやや薄いのには矢張り不満というしかないが、只聴き方によっては本作の素晴らしさや本作の製作当時のIN FLAMESのサウンド思考が見てくるかもしれないし。本作は当時の彼らのアメリカマーケットを意識したサウンドが色濃く出ているのでIN FLAMESファンだったら迷わず聴くべきと言っても過言ではないかと思う。とにかく賛否は聴く者の好みの問題だと言うことなので、良いか悪いかは聴いてから評価をするべきだろう。個人的に本作の出来栄えにはかなり不満だと思うが、IN FLAMESの傑作の一枚と言いえも良いかもしれない。
今回の評価78P
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