この曲を聴け! 

Grand Declaration of War / MAYHEM
Usher-to-the-ETHER ★★ (2004-10-23 22:08:00)
3度目の書き込み失礼させて頂きます(笑)流石に書き込み過ぎかも…

このアルバム、前半の「A GRAND DECLARATION OF WAR」からが「VIEW FROM NIHIL」までがPART 2で、それ以降が「IL PRINCIPE(おそらくイタリア語で「君主」などの意味。多分ですが前半が戦争の勃発とそれによる破壊、後半が荒廃した世界と再生がテーマっぽいのでその新しい世界を「統治する者」みたいな意味だと思います…違うかな)」と題されたPART 3なんですよね…

PART 1が見当たりませんが、一曲目のイントロのメロディと「WOLF'S LIAR ABYSS」のラストの曲「SYMBOLS OF BLOODSWORDS」のアウトロのメロディが似ている事から、「SYMBOLS~」もしくは「WOLF'S~」自体がPART 1に当たるんでしょうね…「血塗られた剣のシンボル」なんて、いかにも戦争の象徴として相応しそうな気がします。

それと、一回目のレビューでは結構きつめに書いてしまいましたが、展開を把握するうちにどんどんハマってしまい、今ではかなり好きなアルバムになりました。Maniacのトーキングスタイルのヴォーカルも慣れるとかっこいい!!

…それにしても、このアルバムの歌詞を読む限りではManiacは聡明な人物のようですね…「COMPLETION~」の中で比喩として使われている「ブラックホールの中では時間の流れが変わる」という現象なんて、全然知らなかったし(笑)ちょっと憧れ。

まとめると、エクストリームミュージックとしても一級品(特に前半)でありながら、歌詞と音をリンクさせて読み解く楽しみも味わえるお得な一枚、という所でしょうか。

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