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The Damnation Game / SYMPHONY X
メタラァ ★★ (2005-03-01 15:11:00)
所謂ネオ・クラシカル・プログレッシヴ・メタル・バンドのSYMPHONY Xの2nd。
『AWAKE』辺りのヘヴィなDREAM THEATERにイングヴェイのようなネオクラを加味したようなプログレッシヴでミステリアスな雰囲気。一度ハマれば抜け出せないかも!?
頭の2曲は勢いがあるけどそれ以降はミドル・テンポ主体でヘヴィな印象ですね。疾走ファンには物足りないかも。自分はそこは気になりませんでしたが、ちょっと歌メロに惹かれないんですよねぇ。疾走感抜群の1曲目であるタイトル曲も勢い任せな感じがするし…。
しかし、そこを補って余りあるのは、マシンガンズのAnchangをして「ギター・テクニックの論争に終止符を打った」とまで言わしめたマイケル・ロメオの超絶ギター・プレイ!繊細な音色で恐ろしい速さでのレガート・ピッキング(繊細な音色はここから来るとも言える)は驚異的で、滑らかな速弾きは同じくギターをやっているものとしては溜息しか出ないくらい。
バンドの他のメンバーもかなりの実力者なんですが、やはりマイケルと比較するとタメ張ってるとは言えないのが残念なところ。まぁ、あのギターとタメ張れってのが無理難題なんですけどね。(笑)
作品としては正直そんなに好きというわけではありませんが(歌メロが好みじゃなかったんで…)、この雰囲気は嫌いじゃないし、やはりマイケル・ロメオのギターは聴く価値あり!!
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