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Long Way Home / DOKKEN
地獄葬戦士 ★★ (2003-09-28 14:21:00)
前作で往年のスタイルに戻しつつあったが、本作の1曲目「SUNLESS DAYS」を聴いて「またヘヴィ路線か?」と疑ったものの、これがヘヴィなギターリフとヴォーカルラインのハモリが絡み合ったなかなかの出来栄えの曲。
続く「LITTLE GIRL」もリフがZEPPELINぽくてよいし、「EVERYBODY NEEDS(TO BE WITH SOMEONE)」は爽やかでキャッチーな好曲。
「GOODBYE MY FRIEND」はドンがピアノの調べをバックに伸びやかに歌い上げるバラード。
「HEART FULL OF SOUL」でフックのきいた歌メロを聴かせ、今作のハイライトといっていい疾走曲「UNDER THE GUN」へと続き、アコースティックギター中心の「I'VE FOUND」で本編終了。
ボーナストラックの「DANCIN(THE IRISH SONG)」なども本編に入っていても遜色のない出来。
本作は楽曲もよく、決して悪いアルバムではない。
しかし、まるでドンのソロアルバムのようで、ジョージがいた頃のスリリングさは殆ど皆無。
ジョン・ノーラムも自己主張しきれていない(させてもらえない?)気がする。

→同意