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Long Way Home / DOKKEN
anthem ★★ (2006-02-17 13:55:00)
これはもうドン・ドッケンのソロアルバムだ、完全に。
①は上の方も書いてる通りで、イントロでいやな予感がし(笑)サビで「おぉ~ドッケンだ」となる。ただその後ビートルズを思わせるネジレ系のメロディや浮遊感漂う楽曲がミドル・テンポで並び、⑤はピアノが美しいバラード・・・となる。
②~④も悪くはないが、個人的にはこの5曲目以降が本作の鍵ではないかと思う。続く⑥は躍動感のあるブルージーなリフと哀愁のメロディの対比が面白い佳曲だし、⑦はミドル・テンポの哀愁ソングで、これはもう絶品!名曲でしょう。。そして⑨で始めてヘヴィ・メタル的な疾走・・というか早いテンポの曲が出てくる。

本編ラスト⑩はバラード(アコースティック系)そして日本盤は⑪~⑬がボートラなんだが、正直これらの楽曲が何故ボーナス?と言いたい。おかしい!
⑪は本編のどの曲よりも速い(2バスドコドコ)疾走曲で、カッコいいの何の。これを1曲目にしないところが、このアルバム=ドンのソロという方向性を持っているとしか思えない。音も本編よりデカくて音質もいいし(苦笑)
続く⑫が、上の皆さん方おっしゃるように北欧的透明感を持った爽やかなアコースティック・ハード・ポップ(って感じなのよ)「ONLY HEAVEN KNOWS」である。ミックスがラフな感じだが、気にならない。そんで⑬はまたおとなしいバラード。
まぁこの作品は一応DOKKEN名義なのだから、後半やボートラに入っている楽曲を前半に配置するべき(日本盤だけでも)だったとは思うが、佳曲揃いのいいアルバムであることは間違いないね。

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