この曲を聴け! 

Balance / VAN HALEN
190 ★★ (2004-03-20 17:37:00)
確かに中古屋でよく見かけますねぇ。しかも安い!・・・
「いらん」かい?・・・このアルバム。 ・・・俺は嫌いじゃないけどなぁ・・・
この作品は、前半のインパクトは強いが、後半はあまり印象に残りづらい・・・かな?
1曲目から3曲目は圧巻でした。個人的に①「The Seventh Seal」のインパクトは絶大だったなぁ~!
ポップかつキャッチーな②「Can't Stop Lovin' You」も新鮮でヒット要素があり、名曲として何の曇りも無かった。
重くてスローな③「Don't Tell Me」も味があり、イントロからインパクトがあったね。
その他にも、④「Amsterdam」や、今までのVHには見られなかったピアノアコースティックバラード⑦「Not Enough」なども新鮮だった。⑩のインストナンバーもすばらしい!
最後の2曲もイイ曲だし、捨て曲なんて全く無い。・・・何でなんだろうねぇ?・・・イイ曲ばっかなんでけど・・・どこかパッとしない部分があるのかもね。何となくそんな気もする。
最後の「Feelin'」の終わり方も、何かしっくり来ないし・・・
タイトル名が「バランス」なんだけど、アルバム全体を通してのバランスはイマイチだった気もする。「どこからが中盤でどこからが後半なの?」みたいな感じ?
4曲目までの流れは最高だったが、途中から曲順を含めて流れが微妙に乱れていってしまったようにも思えてならない。・・・曲順や流れってのは物凄く大事ではないかと思う。
せっかくこれだけすばらしい素材なのだから、そのへんの「調整」や「最後の詰め」にもう少し力を入れておけば、もっとイイ作品に仕上がったと思う。・・・非常にもったいない・・・難しいねぇ~・・・
*ジャケットは、デザインも良くセンスがあってカッコイイね。(ちょっとダークなイメージも漂ってるけど・・・)。
ちなみに、元盤では、シーソーに乗った子供の上半身が2人になっているが、日本盤は1人に修正されている。その名の通り「バランス」を連想させるデザインを強調させたモノ。・・・当然「やばい」との事でひっかかったのだろうが、これに関しては何とも言えませんなぁ。(まぁ、こういう事は良くある事ですが・・・)1人ヴァージョンになってもデザインバランスは崩れてないので、問題になるのが目に見えているのなら、こっちでも全然良かったとも思う・・・

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