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Deliverance / OPETH
ヴィレ ★★ (2004-01-04 14:02:00)
6th。
輸入盤は02年の晩秋に発売されていたが、日本盤は約半年遅れの発売です。
サウンドはズッシリとヘヴィでダーク。それに憂い・悲哀等、独特な雰囲気が漂う。さらに重厚でダイナミックなドラムスが圧巻です。
研ぎ澄まされた美意識が表現されている、メロディーラインとアコースティック・パートも見事です。威厳すら感じるデス声とクリーンボーカルが、同一人物というのにも驚き。ほとんどの曲が10分以上で、繰り返されるフレーズも有りなのに、退屈感とは無縁で、劇的展開に惹きこまれていく。歌詞がまた極限ともいえる鬱屈世界なのです。
この〝音〟私にとって未体験の音だったが、一聴した時から、何となくEDGE OF SANITY のフレイヴァを感じると思ったら 1stアルバムにダン・スウァノが携わっていたらしいですね。
このアルバムから、正にゴシック・プログレ・デスバンドと呼びたいです。
それに、メンバー全員が、なかなかのイイ男 ! ばかりなのだ。

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