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Scratch'n Sniff / FATE
特命課長 ★★ (2010-04-18 00:45:00)
奇才 M・エクルンドの初期の名盤。
ギタープレイに関しては同時期に出たEXTREMEのN・ベッテンコートにも負けないインパクトがあった。残念ながらセールス的にも世間の評価もまったく勝負になっていないが…
全体の雰囲気としては北欧のバンドではあるが、アメリカ進出を狙った感がありキーボードは少なめでヴォーカルもラフな感じ。曲調もマイナー調ではあるが、どこか垢抜けており北欧のバンドとは思えない。それが功を奏したのか弾きまくりのギターも違和感無くはまっている。
やはり一番の聞き所はブ厚い音ながら、様々な音色をキレ良く生み出していくギタープレイ。リフも凄まじいが、なんと言ってもこの頃しか聞けない流麗なギターソロが素晴らしい。M・シェンカーばりのメロディアスな珠玉のソロが聞ける。
しかしながらこの天才ギタリスト。現在でもメロディセンスはあるし、ギタープレイも進化していっているのだが、こういったわかり易いソロはやってくれないだろうなあ…
→同意