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Emperial Live Ceremony / EMPEROR
メタラァ ★★ (2004-11-24 19:31:00)
いや、凄い!凄いよ!あんたらはやっぱり皇帝だよ!
もう皆さんが触れてますがタリム。あのブラスト・ビートはハンパじゃない!ラストの『YE ENTRANCEMPERIUM』でのブラストは、あれを聴きながらならお小水で空き缶ブチ抜けるんじゃねぇかっていうくらい凄い。…失礼。真面目にホント、アゴ外れんじゃねぇかってくらい驚かされた。
それにこれも皆さん触れている通り、タリムの無表情っぷりも凄い!(笑)たまぁにカメラを向いてちょっと口を開ける(あれは彼なりのカメラ・パフォーマンス?)以外は顔に動きなし!
加えて胸板の厚いこと!!俺の中ではラルフ・シーパーズと並んで「格闘技で食っていけるんじゃねぇかランキング」上位ですね。タリム、あんたは皇帝だ!
サモスも、写ることはあまり多くないものの、激しいヘッドバンギングを繰り出すあなたのその頭と逞しいお髭は皇帝の名に相応しい貫禄を具えてます。極め付けはケリー・キングばりのトゲトゲ・リストバンド。あんた、皇帝だ!
イーサーンもアルバムに劣らない美デス声を披露しているし、リフやメロディを刻む指板の上を走るその御指の動きがまた美しい。ひとつひとつの動きが大きく目を惹きます。
そして昔のPVでは股のところでピッキングしているのに、何故かライヴでは胸のところでギターを弾く貴方も素敵。
さらに自身のバンドTシャツとはいえ、ブラック・メタル・バンドとは思えない真っ白なシャツも非常に目を惹くところです。さらにさらに、そのTシャツをズボンの中にしまっているという素晴らしく行儀の良い服装も皇帝の名に相応しい。イーサーン、あんたこそ皇帝だ!
…とまぁ、所々フザけてチャラチャラと書いてしまったが、実のところ、真面目に、ホントに凄い!!
タリムのドラムをはじめ、演奏力はサポート・メンバーも含め全員が素晴らしい。ベーシストは6弦ベースを操りながらバック・ヴォーカルもこなす。キーボディストは時に身体をクネらせながらセクシーさをアピール。(?)
『WITH STRENGTH I BURN』の語りのあと、ドラムのカウントなしで曲を再開する瞬間にはゾクッとさせられる。
ヘッドバンギングは、ベーシストもなかなかのものだけど、先述の通りサモスに軍配!たまに拳を握る姿がまた格好良いんだ!
不満点といえば、タリムがアップのとき、たまぁにドラムの映像と音がズレてるときがある。(『NIGHT OF THE GRAVELESS SOULS』のときに)
会場も皇帝を招くには小さいけど、音楽性を考えれば致し方のないこと。
あとは1曲ごとにフェードアウトすることだけど、こんなライヴ観せられてるときにゃ不満点なんて忘れちまうってもんでしょう!(でも、せめてエンディングくらいはもうちょっと引っ張って欲しかったなぁ)
サウンド良し、バンドの格好良さも文句なしのお薦めDVDです!!
何故彼らが"皇帝"なのか?これ観りゃ最低限その一端は解る!!

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