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To the Power of Ten / PRAYING MANTIS
ドクトル・メタル ★★ (2006-05-10 23:51:00)
もったいないオバケが出そう…ホントにもったいない。
もっと上手く料理すれば、名盤ともなり得た一枚だと思う。
実際、①②④⑧⑨などはマンティス節な中々の名曲。
⑤のバラードはゲイリーには合ってないけど曲自体は良い(アレンジも良くないかな)。
⑩もアレンジ・ミスかなぁ~、曲自体は中々。
⑪は確かに、ひょうすべさんの言われる通り、アレンジ変えてマイケルにでも弾かせてみたい一曲。
他も、日本のファン(マニア)が彼らに望む楽曲かどうかを抜きにすれば、まずまずの楽曲…。
いずれにせよ「日本市場以外でも売れたい」と願ったバンドの想いが、音楽的な迷いとなり、結果、作品に散漫な印象を与える結果となってしまった。
楽曲の統一感、アレンジ、アートワーク、…日本人に受けるマンティス的美的センスのもとに作り上げれば、相当な名作になっていた可能性も。
そう思うと、思わず「もったいない」なんて呟いてしまうんですよ。

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