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Metropolis 2000: Scenes From New York / DREAM THEATER
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-10-22 22:27:00)
今となっては5.1chにして欲しかったとか、もっと映像に凝っていたら良かったとか色々言えますが、発売当時はあまりの凄さに絶句してました。
とにかく演奏自体の内容が素晴らしすぎます!!!。DTのライヴに行ったことのない方なら絶対に生で体験したいと思うでしょう。思わず個々のメンバーの手元に目が行ってしまいます。何やってんだこいつら!?って思うと思いますよ(笑)。
『METROPOLIS pt.2』の全曲演奏はヒントとなる映像が加えられていて、よりストーリーの真相を理解することが出来ます。「Finally Free」でジュリアンとヴィクトリアが射殺されてしまう場面なんかは、映像があるおかげで本当に映画を見ているような気分にさせてくれます。「The Spirit Carries On」のテレサ・トマソンさんのゴスペル歌唱も凄い!!!。この場面は感動的です。
そしてボーナス映像のボリュームも大満足。「Learning To Live」などは後半部分がレゲエ風になってたりして笑える。しかしアンコールで「A Change Of Seasons」をやっちゃうから観客はなかなか帰れない(笑)。
あと副音声でメンバーのコメントが聴けるのですが、これもとても興味深いし笑えます。彼らが演奏中はどういうことを考えながらやってるのか、それが多少なりとも知ることが出来て良かったです。しかし、ジョン・マイアングは殆ど喋ってくれませんね。多分最初の挨拶だけで後は一言二言しか言葉を発していないと思う(笑)。マイアング氏は演奏中も表情一つ変えずに演奏するし、全然喋らないし、「A Change of Seasons」が終わったらすぐ帰ろうとするし・・・全く謎の多い人だ。そんな人が性格的にテンション高なペトルーシやマイクと10数年も一緒にやってきているのが不思議に思えてきます。でもそんな感じで実はもの凄いプレイを僕たちに見せてくれるのが彼の最大の魅力だということは皆さんも周知の上でしょう。
まあとにかくアルバム『METROPOLIS pt.2』が気に入った方はこの映像は楽しめると思います。
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