この曲を聴け! 

Rabbit Don't Come Easy / HELLOWEEN
すいません ★★ (2003-06-21 01:33:00)
ナイスですね、ジャッキーさん。俺もあなたに激しく同意及び感激です。
極論を言えば今やHELLOWEENはヴァイキーの手段であり、乗物に近いと思う。いや、本人に聞いたうえで言わないとフェアではないけれど、少なくともファンは現在のHELLOWEENのリーダー(指南役)=ヴァイキーと思っている(だろう)し、「RABBIT~」の煮え切らなさから派生す気分には、相当期待ハズレ。共同合作の末がこれならば、下手に共同合作なんかせずに各個人で曲を作って欲しかった。だって、今回あえて「共同合作」というくらいだから前作とか前々作は合作でなくクレジット通りでしょ(そんな単純ではないと思いながら・・・でもわざわざ言うくらいだから)。これらが共作ならば、そもそもクレジットの意味が無いですね。ファンはクレジットや歌詞カードからの少ない情報で楽しんでいるんだから、せめて誰が作ったかは明らかにして欲しいですね(彼らはギターソロは明らかにしているでしょう)。うぅ、混じり気なしで作って欲しかった。確かに①はいい曲だし、その他の曲にもソツが無いかもしれません。「捨て曲が無い」事自体は非常に素晴らしいことだけど、それをだけで良いのでしょうか。HELLOWEENには「心が高揚するようなメロディと疾走感、及び哀愁」を求めているのでは無いのですか。言ってしまえば多少の捨て曲なんかには眼を瞑ります。それより、「Midnight Sun」「Salvation」みたいな曲が聴きたかった。「MASTER OF~」「THE TIME OF~」「THE DARK~」はどこ行った~。ヴァイキーの才能を信じるがこそ、HELLOWEENへの期待は大きくなり、肩透かしを食らったときほどその痛手は大きくなります。
このアルバムは、「脂身が多くて旨そうだけど、いざ一口食べてみたら結構味の薄いマグロ」見たいな気がする。みんな、怒らないでね。
そう、HELLOWEENはこんなもんじゃなかったはず。そうそう、こんなもんじゃない。「駄作」とか「問題作」とは言わないまでも、これじゃいかんだろ。うん、これじゃ遺憾。
→同意