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Written in the Sand / MICHAEL SCHENKER GROUP
失恋船長 ★★ (2008-11-07 22:42:00)
1996年にZEROコーポレーションからUFOに次いで復活を遂げた奇跡の力作
80年代後半に魅せたメジャー感のあるサウンドではなくブルージーな味わい深い作風で統一されなかなか聴き応えがある。特にギターソロに差し掛かる頃には「ヨッ待ってました」と声を掛けたい衝動に駆られます。昨今のHM/HRシーンにおいてこの手のサウンドは古臭いし地味だし刺激も薄いし印象に残らないと思われるでしょうが、大人になるとジワーッと染みてくるんだよね。ハスキーヴォイスで繊細な節回しを披露するリーフ・スンディンのブルージーな歌唱は歴代メンバーの中で最も味わい深いものがあり、今作の路線にバッチリはまっている。インギーに鍛えられたリズム隊も安定感のあるプレイで新生M.S.Gサウンドを支えバンドに貢献。このメンバーが長続きするとは思えないしこシンプルなブルージー路線も続くとは思わなかったが、久しぶりにきらめきを感じさせてくれた主役であるマイケルのギターには弾き付けるものがあり、当時は結構聴いたものです。マイケルの凄みを味わうなら初期のアルバムだが上手いVOがいる英国的オーソドックスなサウンドを好む方ならこのアルバムは聴く価値があるかと思います
マイケルに光を当てなくとも充分に楽しむ事の出来るクオリティは保証できます

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