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Dirty Deeds Done Dirt Cheap / AC/DC
殺戮の聖典 ★★ (2004-07-28 17:12:00)
レコード会社をアトランティックに移籍し、'76年に発表された3rd(邦題は「悪事と地獄」)。
ワールドワイド盤は、2曲を入れ替えた形で'81年にリリースされた。
サビを共に叫ばずにはいられないタイトル曲「DIRTY DEEDS DONE DIRT CHEAP」は、個人的にも彼らの曲の中で5本の指に入れたくなるほどの名曲。
延々と続くリフとメロディアスなサビのメロディとの展開がかっこいい「AINT NO FUN (WAITING ROUND TO BE A MILLIONAIRE)」、単純ながらもかっこいいリフの「PROBLEM CHILD」、ベースの奏でるリフがハード・ボイルドでかっこいい「SQUEALER」、けだるい雰囲気がムーディな「RIDE ON」といった曲は悪くないが、AC/DCの全アルバムの中では楽曲がちと弱い。
ワールド・ワイド盤では、ビッグなギター・リフの「LOVE AT FIRST FEEL」と前作「T.N.T.」に収録されていた「ROCKER」が収録されているが、彼らが産み出した中でも屈指のギター・リフを持つ名曲「JAILBREAK」が外されたのは痛い。
この曲を聴くためには'84年発表の「'74 JAILBREAK」を待たなければならないのだった。
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