この曲を聴け! 

Dance of Death / IRON MAIDEN
ばい(by) ★★ (2003-11-16 14:54:00)
・あ~らら!とうとう「POWERSLAVE」を抜く票を得ましたね!すげえ。鳥肌が立ってしまいました(照)
・僕も一曲目を聴いた時は「うわぁ~ 汗」となりました。しかし、2曲目で完全に盛り返し、そのあとはもうドッカンドッカン。聴き終えたときには放心状態に陥ってしまいました。若干音響とかミキシングに疑問を感じますが、そんな些細なことなどまったく気にならないでしょう。素晴らしいアルバムだと思います。
・注目すべきは、「IRONMAIDENというバンドがフル稼動している」という点でしょう。トリプルギターの威力を完全に活かした楽曲、スティーヴならではのプログレッシヴロック的展開の大作、さらにはメンバー全員がソングライティングに参加し、ここまで素晴らしいアルバムを作り出してしまった。メンバー全員が己の持つ能力を出し惜しみすることなく存分に発揮し、ぶつけあい、今、完全に「一つのバンド」としてまとまっている。そんじょそこいらのバンドには出来ない芸当でしょう。これぞ、メンバー全員の経験と結束意識の成せるワザ。最高です。
・このアルバムは、「IRONMAIDENとはどういうバンドだったのか」を思い出させ、また再発見させてくれました。ヘヴィメタルバンドであって、それ以上のバンドだということ。爆発せんばかりの勢いを持ったバンドだということ。一筋縄ではいかない様々な面をのぞかせる曲を演奏するバンドだということ。聴覚以外の五感にも訴えてくるサウンドのバンドだということ。そして何より凄いバンドだということです。
・「前作の流れを汲んだ」という言われ方をされているようですが、僕はブルースの「3rd、4thの延長にある」という発言の方がしっくりくるとおもいます。1st、2ndでヘヴィメタルを極め、3rd~でヘヴィメタルからの飛躍を図った。同様、メンバーチェンジでバンドそのものが崩壊しかけた後、BRAVE・NEW・WORLDで再びヘヴィメタル界の頂点に返り咲いた。そしてこのアルバムで、とうとうヘヴィメタルを超越してしまったのではないでしょうか。完成されたそれはすでに「IRONMAIDEN」という一ジャンルを確立してしまったのです。凄いです!
・IRONMAIDENの最高傑作がここに誕生! 是非とも、目をつぶってジャケットを見ずにお買い求め下さいませ(汗)
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